【詳細データテスト】メルセデス・ベンツGクラス オンロードもソツない 燃費と加速には空力の壁あり

公開 : 2024.10.19 20:25

電動化が進行したフェイスリフト版のGクラスは、本格オフローダーでありながら、オンロードでの洗練性は高まり、近代化されたインフォテインメントの使い勝手も上々。空気抵抗の少ない速度域では、加速も燃費もまずまずです。

はじめに

ストロンガー・ザン・タイムと銘打った特別仕様車も用意されたGクラス。時より強し、とはずいぶん大きく出たものだが、たしかに自動車界のストーンヘンジとでもいった雰囲気はある。

Gクラスはメルセデスにおいても屈指のロングセラーで、少なくとも表面上は昔ながらのクルマに見える。時を超える名車、といったところか。

テスト車:メルセデス・ベンツG500 AMG ライン・プレミアムプラス
テスト車:メルセデス・ベンツG500 AMG ライン・プレミアムプラス    JOHN BRADSHAW

とはいえ、ビッグマイナーチェンジとされるフルモデルチェンジ並みの変更が行われたのは2018年。さすがに6年も経ったとあって、フェイスリフトが実施された。

記事に関わった人々

  • 撮影

    ジョン・ブラッドショー

    John Bradshaw

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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