欧州最大級の自動車見本市『パリ・モーターショー2024』振り返り 日本未導入の次世代モデルも多数

公開 : 2024.10.18 18:05

スコダ・エルロック

新型「エルロック」は、フォルクスワーゲン・グループ傘下のスコダにとって3番目の量産EVとなる。シャープな外観を備えたコンパクト電動SUVで、10月18日から受注が開始される。

航続距離は最長560kmを実現するが、最大の切り札は、ライバルのほとんどを下回る3万1500ポンド(約610万円)という価格だ。

スコダ・エルロック
スコダ・エルロック

THK LSR-05

日本の自動車部品メーカーであるTHKが、EVプロトタイプ「LSR-05」をパリに持ち込んだ。インホイールモーターやワイヤレス充電など、THKの最新技術のショーケースとなっている。昨年の「ジャパンモビリティショー2023」にも出展したが、欧州では今回が初公開となる。

THK LSR-05
THK LSR-05

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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