【オトナもコドモも満喫】 日本のスーパーカー文化を感じられる恒例イベントがお台場で開催!

公開 : 2024.10.24 12:15

国産旧車のスポーツカーや痛車もフィーチャー

日本スーパーカー協会のイベントは、スーパーカーや趣味車の展示を通じてクルマ好きの子どもたちに歓んでもらうことをメインテーマとしているが、広義に解釈すると、我が国における自動車文化全般の興味喚起、普及、発展、社会的活動の推進、にぎわい創出、地域振興を目的としている。

そのため、スーパーSUV、国産旧車、クラシックカーもスーパーカーと一緒に並べ、お台場が人気アニメ『ラブライブ!』の聖地であることから、今回はアニメキャラクターのデザインを施した車両(いわゆる痛車)も展示した。須山さんはこう語る。

S30型フェアレディZやハコスカといった国産旧車のスポーツカーも大人気だった。
S30型フェアレディZやハコスカといった国産旧車のスポーツカーも大人気だった。    高桑秀典

「日本が世界に誇ることができるクルマ文化とカルチャーを海外にアピールするために、国産のスポーツカーもフィーチャーしています。そして、痛車やクラシックカーも海外の方々から人気があります。ムービーカーが公道を普通に走っているぞ! と思うみたいですね。

日本は、オーナーの財力があって、法的にも恵まれていて、治安もいい。そして、ショップにモディファイできる技量があることも日本の文化として捉えられています。国内の自動車メーカーや公的な機関は改造車を許容しませんが、外国人観光客の間ではイジっているクルマも人気があります」

さらには企業ブースや各ショップによるデモカー展示、自動車関連グッズ販売なども展開。この秋もスーパーカーをはじめとする、新旧の魅力的なクルマたちを身近に感じることができたのであった。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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