【力強いデザインと最新のテクノロジー】アウディQ7/SQ7をアップデート 力強いキャラクターへ

公開 : 2024.10.26 06:25

インテリアとその他システム

インテリア:多用途で広々としたスペース。最大5つのチャイルドシートを装着可能

Q7/SQ7は7人乗りで、高いプレステージ性と、日常ユースにおけるすぐれた実用性を兼ね備える。前席、後席ともに十分な室内長、ヘッドルーム、エルボールームを備え、ファーストクラスのインテリアと、明るく広々とした雰囲気を提供するとアウディは表現。

2列目3つのシートすべての前後と背もたれの角度を個別に調整でき、ISOFIX取り付け装置でチャイルドシートを3つ装着することができ、3列目には左右ともに電動折りたたみシートが装備され、それぞれ独立して床下に格納が可能だ。

アウディQ7/SQ7をアップデート。
アウディQ7/SQ7をアップデート。

大人の乗客にも十分なスペースを確保し、2列目シートとあわせて最大5つのチャイルドシートが装着できるという。

オールホイールステアリング:狭い道での取り回し性が向上

Q7にオプションの(SQ7には標準装備)オールホイールステアリングにより、安全性と快適性がさらに向上。

このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆方向に最大5°切ることにより、回転半径が0.4m小さくなり、5.3mとなるため、狭い道での取り回しがさらに向上し、また高速走行時には、後輪を前輪と同じ方向に切るために、快適性と車線変更時の安定性が向上する。

なお、オールホイールステアリングを単独オプション化することで、選択の余地が広がった。

駆動システム:効率的かつパワフル

Q7は、最高出力272ps/最大トルク61.19kg-mを発揮する50 TDI V型6気筒3L直噴ディーゼルエンジンと、最高出力340ps/最大トルク50.99kg-mを発揮する55 TFSI V型6気筒3L直噴ガソリンエンジンの2タイプが用意される。

すべてのエンジンに8速ティプトロニック、クワトロフルタイム4輪駆動を採用。55 TFSIは、さらなる高効率と快適な走行を実現する48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を採用したマイルドハイブリッドシステムも搭載した。

SQ7:V8 TFSIガソリンエンジン搭載により圧倒的なパフォーマンスを発揮

SQ7には、スポーティな遺伝子が組み込まれており、デザインを一新したアウディのSモデル専用のフロントスポイラー、印象的なリヤディフューザー、左右4本出しのテールパイプールパイプを特徴とする。

シングルフレームグリルには、スポーティなカラーのL字型インレイが配置され、大きなエアインテークにはハニカムグリルを装着。さらに、ドアミラーハウジング、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークのエッジ、サイドスカートのインレイは、スポーティなアルミ調仕上げとして、存在感が高められた。

アウディQ7/SQ7をアップデート。
アウディQ7/SQ7をアップデート。

インテリアは、Sのロゴ付きダイナミカ/レザーのスポーツシートやブラックのヘッドライニング、 専用ビューを備えたアウディ バーチャルコックピットプラスなどにより、特別感を演出。

SQ7には、最高出力507ps/最大トルク78.52kg-mを発揮するV型8気筒4L TFSI直噴ガソリンエンジンが搭載され、8速ティプトロニックとクワトロフルタイム4輪駆動システムが組み合わされる。

0~100km/hをわずか4.1秒で加速し、最高速度は250km/hに電子的に制限。1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序を備えた4L直噴V8エンジンは、スポーティで重厚なサウンドを奏でるという。

低中負荷状態および一定の加速条件にて、シリンダーオンデマンドシステムが、燃料噴射および点火を止め、吸気バルブと排気バルブを閉じることで、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させ、高性能と高効率も両立させている。

SQ7のために用意された、オプションのアドバンストサスペンションパッケージには、より軽快で正確なハンドリングを実現するリヤスポーツディファレンシャルと、凹凸のある路面でボディの動きを軽減したり、コーナリング時にロール角を大幅に減少させ、車両のハンドリングをより正確にする、アクティブスタビライザーが含まれることに加え、オールホイールステアリングが標準装備される。

SQ7は21インチホイールと285/40タイヤを標準装備。フロントのブラックのブレーキキャリパーには、Sモデルであることを象徴するSロゴが装着され、オプションでレッドキャリパーも選択可能だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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