【デザインディテールを大幅アップデート】アウディQ8/SQ8 SUVクーペのスタイリッシュなキャラクター

公開 : 2024.10.26 06:45

機能面と性能

オールホイールステアリング:狭い道での取り回し性が向上

Q8にオプションの(SQ8には標準装備)オールホイールステアリングにより、安全性と快適性がさらに向上。

このステアリングを搭載した場合、低速では、後輪は前輪とは逆方向に最大5°切ることにより、回転半径が0.6m小さくなり、5.6mとなるため、狭い道での取り回しがさらに向上し、また高速走行時には、後輪を前輪と同じ方向に切るために、快適性と車線変更時の安定性が向上する。

駆動システム:効率的かつパワフル

アウディQ8/SQ8をアップデート。
アウディQ8/SQ8をアップデート。

新型Q8は、最高出力272ps/最大トルク61.19kg-mを発揮する50 TDI V型6気筒3L直噴ディーゼルエンジンと、最高出力340ps/最大トルク50.99kg-mを発揮する55 TFSI V型6気筒3L直噴ガソリンエンジンの2タイプが用意される。

すべてのエンジンに8速ティプトロニック、クワトロフルタイム4輪駆動を採用。55 TFSIは、さらなる高効率と快適な走行を実現する48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を採用したマイルドハイブリッドシステムも搭載した。

SQ8:V8 TFSI ガソリンエンジンを搭載、あらゆる状況で圧倒的なパフォーマンスを発揮

SQ8には、スポーティな遺伝子が組み込まれており、デザインを一新したアウディのSモデル専用のフロントスポイラー、印象的なリヤディフューザー、左右4本出しのテールパイプールパイプを特徴とする。

シングルフレームグリルには、スポーティなカラーのL字型インレイが配置され、大きなエアインテークにはハニカムグリルを装着。さらに、ドアミラーハウジング、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークのエッジ、サイドスカートのインレイは、スポーティなアルミ調仕上げとして、存在感が高められた。

アウディQ8/SQ8をアップデート。
アウディQ8/SQ8をアップデート。

インテリアは、Sのロゴ付きダイナミカ/レザーのスポーツシートやブラックのヘッドライニング、 専用ビューを備えたアウディ バーチャルコックピットプラスなどにより、特別感を演出。

SQ8には、最高出力507ps/最大トルク78.52kg-mを発揮するV型8気筒4L TFSI直噴ガソリンエンジンが搭載され、8速ティプトロニックとクワトロフルタイム4輪駆動システムが組み合わされる。

0~100km/hをわずか4.1秒で加速し、最高速度は250km/hに電子的に制限。1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序を備えた4L直噴V8エンジンは、スポーティで重厚なサウンドを奏でるという。

低中負荷状態および一定の加速条件にて、シリンダーオンデマンドシステムが、燃料噴射および点火を止め、吸気バルブと排気バルブを閉じることで、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させ、高性能と高効率も両立させている。

SQ8のために用意された、オプションのアドバンストサスペンションパッケージには、より軽快で正確なハンドリングを実現するリヤスポーツディファレンシャルと、凹凸のある路面でボディの動きを軽減したり、コーナリング時にロール角を大幅に減少させ、車両のハンドリングをより正確にする、アクティブスタビライザーが含まれることに加え、オールホイールステアリングが標準装備される。

フロントのブラックのブレーキキャリパーには、Sモデルであることを象徴するSロゴが装着されており、オプションでレッドキャリパーも選択可能となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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