【詳細データテスト】マセラティMC20 しなやかでソフトなシャシー 十分速い 独特なスーパーカー

公開 : 2024.11.02 20:25

結論

名門ブランド復活の先鋒となる、制約のないスーパーカーの開発は、かなり大きな期待を伴うものだ。マセラティについて言えば、その出発点から、競争力のあるプロダクトを送り出す点でも、スーパーカーらしさの解釈を独自色の強いものにする点でも、成功を収めている。

たしかに、MC20には欠点がある。ライバルに比べると価格は高めで、重量は十分に軽いとはいえない。しかし、走りは楽しく快活で、キャラクター豊かで、頻繁に使えるくらいバーサタイルだ。今のところ、このクラスにおける選択肢としては王道とは言えない。しかしマセラティは、MC20のストーリーをこれからも進めていくに違いない。

結論:ダイナミックで、常識破りで、オールドスクールな魅力にあふれるクルマ。ときとしてGTでもある、独特なスーパーカーだ。
結論:ダイナミックで、常識破りで、オールドスクールな魅力にあふれるクルマ。ときとしてGTでもある、独特なスーパーカーだ。

記事に関わった人々

  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事