ポルシェ・ボクスターのハードコア・バージョンを開発中
公開 : 2015.01.27 22:50 更新 : 2017.06.01 02:11
ポルシェの研究開発部門責任者、ウォルフガング・ハッツによれば、現在ボクスターのハードコア・バージョンを開発中とのこと。しかも、そのモデルは、まもなく発表されるケイマンのホット・バージョンであるGT4のネーミングではなく、そのラインナップから消えて久しいクラブ・スポーツの名前が復活するという。また、このボクスター・クラブ・スポーツは、ポルシェのモータースポーツ・ディビジョンではなく、ポルシェのメイン・ストリームとして開発される。
その新しいクラブ・スポーツは、330psを発揮する3436ccのフラット6を搭載する現行のボクスターGTSよりも、パワーに関しては大きくはないという。しかし、そのボディ・ウエイトは極限まで削られ、シャシーもよりスポーティにセッティングがなされるという。
スクープ・ショットで解るのは、フロント・バンパーにデザイン変更がされるということ。また、プロトタイプによれば、911 GT3 RSのような大きなサイド・エア・インテークが設けられるようだ。
今年後半にはボクスター自体のフェイスリフトが予定されていることもあって、このクラブ・スポーツの登場は2016年以降となるとされている。価格は、ボクスターGTSのポンド52,879(945万円)を上回るものとなろう。