【潔くマニュアルのみ!】ポルシェ911に新型カレラT発表 純粋主義者にとって理想的なクルマ
公開 : 2024.10.31 06:25
ポルシェは新型911カレラTを発表しました。6速マニュアルトランスミッションのみの設定で、車重1478kgを達成。911カレラより40kg以上軽くなる上、カレラT史上初めてとなるカブリオレも用意されます。
新型911カレラT
ポルシェは、新型911カレラTの予約受注を開始した。メーカー希望小売価格(税込)はカレラTが1865万円、カレラTカブリオレが2114万円となる。
ポルシェ911カレラTは俊敏性、軽量設計、感動的なサウンドスケープ、そして6速マニュアルトランスミッションに重点を置いた、純粋主義者にとって理想的なモデルだと彼らは語る。
カレラT専用にカスタマイズされた装備パッケージがスタイリッシュな個性を演出し、新型911カレラTには、初めてカブリオレも用意された。
ポルシェは、軽量でダイナミックな911カレラTを追加し、911モデルシリーズを拡張。純粋主義のカレラTは、軽量化、ダイナミックなチューニング、6速マニュアルトランスミッションによって最高のドライビングプレジャーを提供。
フルバケットシートを備えた新型911カレラTの最軽量仕様は、軽量ウインドウ、断熱材の削減、6速マニュアルトランスミッションによりわずか1478kgで、911カレラより40kg以上軽くなる上、初めてカブリオレも用意されるという。
モデル名のTはツーリングを意味し、それはポルシェでは1968年に911 Tがツーリングカーとしてホモロゲーションを取得したときまで遡り、初代911 Tは1973年まで生産され、2017年以来、911カレラTはカレラとカレラSの間に位置するモデルシリーズと位置づけられている。
純粋なドライビングプレジャー、俊敏なハンドリング、感動的なサウンド、そして後輪駆動スポーツカーの本質を追求したのが、911カレラTであるとポルシェは強調した。
パワートレイン
マニュアルトランスミッションと水平対向6気筒ツインターボ
911カレラTは、911カレラの3L水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は394ps/最大トルクは45.89kg-mで、標準装備の6速マニュアルトランスミッションが駆動力をリアアクスルに伝達する。
シフトダウン時には、エンジンとギアボックスの回転数差を自動的かつ特別に補正するオートブリッピング機能を選択することができ、標準装備のスポーツクロノパッケージを装着した場合、カレラTクーペは4.5秒(カブリオレでは4.7秒)で100km/hまで加速する。
最高速度は295km/h(同293km/h)で、先代モデルに比べてパワーが向上したことに伴い、カレラのブレーキシステムも大型化され、ブレーキディスクの直径は350mm、フロントには6ピストン固定式キャリパーが装備された。
車内断熱の低減やオートブリップ機能との組み合わせにより、標準装備のスポーツエグゾーストシステムは特に感動的なサウンドスケープを生み出すと彼らは表現している。