【MTとATを同価格で】BMW M2クーペに新型登場 最もコンパクトなMモデルでも480ps
公開 : 2024.11.05 06:45
パフォーマンス
先代のBMW M2に搭載の直列6気筒エンジンを更に進化させた、BMW M3/BMW M4にも搭載される、高効率な3L直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力480ps/6250rpm、最大トルク56.08kg-m/2650~6130rpm(MT搭載モデル)、最大トルク61.18kg-m/2700~5620rpm(AT搭載モデル)を発揮。
圧力損失を最小限にし流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し、高効率を実現する吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を、余すことなく採用したと述べた。
トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマティック・トランスミッションを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応。
さらに、ドライバーの意のままにシフト・アップ、ダウンが可能な、6速マニュアル・トランスミッション搭載モデルも用意。
ドライバーの好みにあわせて2パターンのセッティングか可能なMドライブも標準装備。エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキ等、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーが可能であり、ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出す事が可能だ。
Mモードでは、ロード/スポーツ/トラックのモードを選択でき、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示を変更する事が可能。
さらに、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現した。
ボディ含め、ドライブ・トレインを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで、軽量化をはかり、運動性能を高めた。
また、Mハイ・パフォーマンス・モデルに相応しく、BMW 2シリーズ・クーペをベースに、エンジン・ルーム内のストラット・ブレースの追加、フロント・アクスルおよびリア・アクスルへの補強を施し、車体強化を実現し、サーキットでの走行性能を高めているという。
さらに、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備する。
安全面は?
先進安全機能ドライビング・アシスト
高性能カメラ&レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備。
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備する。
さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能を採用。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となるという。
その他、お馴染みとなったBMWコネクテッド・ドライブやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントも搭載する。