日産フロンティア・ターマック(2024年)

日産モータースポーツ、レーサーのクリス・フォルスバーグ氏、日産デザイン・アメリカが、日産フロンティアPRO-Xを、スポーツトラック時代を彷彿とさせるパワフルで低車高のピックアップトラックに変身させた。フロンティア・ターマックは、3.8L V6に水冷式スーパーチャージャーを追加し、プロトタイプのカーボンファイバー製NISMOコールドエアインテークとパフォーマンスキャットバックエキゾーストを装備。その結果、最高出力440ps、最大トルク55kg-mを達成した。

日産フロンティア・ターマック(2024年)
日産フロンティア・ターマック(2024年)

ロールス・ロイス・シルバーシャドウ(1974年)

このシルバーシャドーEVは、チームBisimotoの目玉展示であり、人気の高いトーヨー・トレッドパスの一部として披露されていた。20×8のブリクストン・フォージド・ラグジュアリー・シリーズLX01モノブロックホイールとトーヨー・プロクセス・スポーツのサマータイヤが装着されている。

パワートレインは最高出力648ps(477kW)のシングルドライブAC三相誘導モーターで、液冷式である。BisimotonoのツインバッテリーボックスにはLG化学の66kWhバッテリーが搭載されている。チョークホワイトのエクステリア・ペイントに、ティファニー・ブルーのレザーインテリアが映える。

ロールス・ロイス・シルバーシャドウ(1974年)
ロールス・ロイス・シルバーシャドウ(1974年)

シボレーインパラSS(1962年)

この美しいインパラは、カリフォルニア州オレンジのオールド・アンヴィル・スピード・ショップがオーナーのエリック・サス氏のために製作したものだ。ユニボディ・シャシー、ハンドメイドのアルミバンパー、カスタムフードスクープ、スポイラー、ディフューザー、CNCのカスタムインテリアパーツを装備している。

シボレー・インパラSS(1962年)
シボレー・インパラSS(1962年)

アストンマーティンDB5(1965年)

映画『007』シリーズでおなじみ、クラシックなDB5をユニークにアップデートしたものがこちら。カリフォルニア州レディングにあるケビン・ケイ・レストレーションズ社は顧客の依頼により、オリジナルの右ハンドルのDB5から公道走行可能なマシンを製作した。

光と音付きのプロップガン、防弾シールドとガラス、フロントとリアのオーバーライダー・ラム、回転式ナンバープレートなど、作動する仕掛けが盛り込まれている。これらすべてを制御するコンピューターはラズベリーパイで、アップルウォッチからアプリで操作可能だ。

アストンマーティンDB5(1965年)
アストンマーティンDB5(1965年)

レネゲードRVベラクルス(2024年)

巨大な屋外展示スペースに置かれていたベラクルスは、リキッドスプリングのレベリングシステムを搭載したエレベーション・オフグリッド・ブラック・エディションというシャシーで作られている。ベースはフォードF-550で、最大250Lの燃料、284Lの真水、167Lの中水を積載可能だ。タイヤの空気を抜いたり入れたりするBluetoothの車載エア・システム、メープル材のキャビネット、41インチのグッドイヤー・タイヤ、ホームシアターも装備されている。

レネゲードRVベラクルス(2024年)
レネゲードRVベラクルス(2024年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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