『SEMAショー2024』の主役たち ド派手なカスタムカー 41選 後編
公開 : 2024.11.10 18:25
フェラーリ308 GTSi(1980年)
1990年に米国から輸出された後、288 GTOスタイルのボディパネルを装着してアートスポーツ社が日本で製作したIMSA GTU仕様のレーシングカー。米国に戻るまで20年間日本で過ごし、最後にオーナーが変わったのは3年前だった。現在のオーナーは、テキサス州クレッソンのGSpeedでオーバーホールの一環として、新しいペンスキー製ダンパーを装着している。
トヨタ・ピックアップ(1989年)
この「トーフ(豆腐)」と名付けられた車両は、オーナーのジョージャ・エリン・シルバ氏が新たに製作したもの。新品のトヨタ22REターボエンジンを搭載している。ピックアップトラックだが荷台がなく、露出したシャシーは精巧に仕上げられ、ホッポーズ・カスタム・サスペンション・ワークス社によるエアライド機構の部品が見える。キャブには1959年型インパラのダッシュボードが使用され、それにマッチした内装が施されている。
インフィニティQX80(2024年)
オートグラフ・ラウンジ・コンセプトは、カーゴエリアのエンターテイメント・システムを中心に考案されている。ワインレッドのレザーで仕上げられ、スライド式の引き出し、一体型モニター、クリプシュのスピーカーと900Wオーディオ・システムが装備されている。エクステリアは、試作品のローダウンキットによりスマートな印象を与えている。
フォード・スーパーデューティ(2003年)
「ファムスカーション」は、「キング・オブ・SUV」と謳われるカスタムSUVだ。コディ・オリーブ氏が製作し、フランクリン・ウィリアムズ氏が所有するこのトラックは、エアサスペンションで12インチリフトアップできる。6.0Lディーゼルエンジンにバンクスのパフォーマンス・エグゾースト、フロッグのバンパー、リジッドのライト、フィッティパルディのリムにミッキー・トンプソン・タイヤが装着され、荷台にはキッカーのオーディオ・システムが搭載されている。
ポルシェ・カイエン・ターボSピンクピッグ(2006年)
1971年にル・マンに参戦したポルシェ917からインスピレーションを得たカイエン・ターボSピンクピッグは、クムホ社のMT71マッドテレーンタイヤを履き、同社のブースに展示された。ロックスライダー、アンダースキッド、ウォーン製ウインチ、3インチのサスペンションリフト、サイドエグゾーストなど、外装の改造が施されている。車内を見ると、メータークラスターが「肉屋マップ」の外装とマッチしている。