『SEMAショー2024』の主役たち ド派手なカスタムカー 41選 後編
公開 : 2024.11.10 18:25
トヨタ・スープラバード(2024年)
「スープラバード」は、トヨタの新しいアンバサダーであるNASCARの偉大なリチャード・ペティ氏を称えるもので、同氏は例年通りSEMAでサイン会を行っていた。ペティ氏のアイコンであるプリマス・スーパーバードを現代風にアレンジしたこのモデルは、NASCARアナリストのラトリッジ・ウッド氏の構想によるもので、彼自身のコレクションであるGRスープラ3.0プレミアムをベースとしている。
メカニカルな改造もあるが、このクルマはスタイリングがすべてだ。スーパーバードらしさを強調するためにボディキットが追加され、ボディもペティブルーにペイントされた(ラッピングではない)。ドアとルーフにはペティ氏の番号「#43」がハンドペイントされ、オリジナルのレーシングカーを彷彿とさせる。このスープラバードはホットウィールからもミニカーが発売される予定で、ショーカーのダッシュボードにはそのプロトタイプが展示されている。
テスラ・サイバートラック・ポリス(2024年)
サイバートラックはSEMAに多数出展されており、ウッドパネル張りの車両から、愛国的な星条旗ラッピング(大統領選の真っ最中)、アンプラグド・パフォーマンス社による警察車両まで、10台以上のカスタマイズカーを見ることができた。写真のパトカー仕様には専用のライトと電子機器、追跡用のホイールとタイヤが装着されている。
以上で、SEMAショーで見られた最高の展示品の紹介は終わりだ。ショー最終日は壮大なSEMAフェスで締めくくられた。