ジャガーが次世代モデル、12月2日発表へ 新時代の到来 電動「4ドアGT」コンセプトか

公開 : 2024.11.12 06:05

JLRが上半期決算を発表

ジャガーに関する最新情報と同時に、JLRは、2025年度上半期(4月~9月末)の利益が昨年比で25%増加し、11億ポンド(約2180億円)の利益を計上したことを発表した。だが、第2四半期(7月~9月)は材料のアルミニウム不足により生産が制限され、調整前利益は前年同期比10%減の3億9800万ポンド(約790億円)となった。

JLRのエイドリアン・マーデルCEOは、第2四半期の売上高が前年同期比5.6%減の65億ポンド(約1兆3000億円)となったことを受け、「回復力のある業績」と評価した。

ランドローバー・ディフェンダー・オクタ
ランドローバーディフェンダー・オクタ

アルミニウムの供給が正常に戻るにつれて、下半期には生産台数が「大幅に増加する」と予想している。

また、新型EVのレンジローバー・エレクトリックへの消費者の関心が高く、4万8000人の購入希望者がウェイティングリストに登録しているという。

ランドローバーでは、14万5000ポンド(約2900万円)の高性能モデル、ディフェンダー・オクタを約2900台受注し、レンジローバーSVとレンジローバー・スポーツSVはそれぞれ発売以来1万1000台が販売されたとしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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