【ルノーカングージャンボリー2024】ルノー車オーナー以外も大歓迎!世界最大規模のカングー祭りが今年も開催

公開 : 2024.11.14 11:45

ルノー・ジャポンは、2024年10月27日、山中湖交流プラザきららにて、カングーを中心としたルノー・ファン向けの公式イベント、『ルノーカングージャンボリー2024』を開催しました。大音安弘がイベントの模様をレポートします。

1280台のカングーを含む1495台が集合

ルノー・ジャポンは、2024年10月27日、山中湖交流プラザきらら(山梨県南都留郡山中湖村)にて、カングーを中心としたルノー・ファン向けの公式イベント、『ルノーカングージャンボリー2024』を開催した。

フランスのルノー本社でも話題になる、世界最大規模を誇るカングーの公式イベント。今年も早朝の山中湖畔には、色とりどりのカングーたちが集結した。その入場風景は、まさにカングーのパレード。今回も1280台のカングーを含む1495台が集まり、参加人数は3326人にも上った。

10月27日に『ルノーカングージャンボリー2024』開催。写真は本人もカングー・オーナーである、チャラン・ポ・ランタンのももさん。
10月27日に『ルノーカングージャンボリー2024』開催。写真は本人もカングー・オーナーである、チャラン・ポ・ランタンのももさん。    ルノー

オープニングのステージから楽しもうと、早々に会場入りしたカングー・ファンたちは、ステージ広場にスタンバイ。周囲には多くのキッチンカーが出店するフードエリアが設けられ、朝食を楽しみながら、イベント開始を待つ姿も見受けられた。

ステージのMCは昨年同様、モータージャーナリストの竹岡圭さんと『安田大サーカス』の団長安田さんが担当。二人は共にルノー・オーナーであり、団長は2代目の最終限定車『リミテッド・ディーゼルMT』を愛用するカングー・オーナーでもある。今回も愛車と会場入りし、展示も行った。

オープニングには、今年6月より再びルノー・ジャポンの代表取締役社長兼CEOに就任した大極司さんが登壇。「流れが早い時代ですが、皆さんのカングー愛と情熱は変わらない」と、朝から集った多くのファンを歓迎した。

人気のディーゼルMT仕様が3代目でも登場

同イベントでファンが楽しみにしている企画のひとつが、新カングーのお披露目だ。昨年はボディカラーに拘った限定車『ヴァリエテ』に加え、3列シートのロングボディ『グラン・カングー』も特別展示された。そのため、グラン・カングーの導入発表を期待する声もあったが、今回は別のサプライズが用意されていた。

それが限定車『カングー・クルール・ディーゼルMT』だ。カングーは、MPVでありながら、MT仕様の人気が高いのも特徴のひとつ。さらに2代目の最終仕様となった『リミテッド・ディーゼルMT』は、カングー初のディーゼルエンジンに人気の6速MTを組み合わせたものであり、今もプレミア価格となる人気を誇っている。その人気仕様が、ついに3代目となる新型でも登場したのだ。

限定車『カングー・クルール・ディーゼルMT』をお披露目。人気モデルが3代目で初登場。
限定車『カングー・クルール・ディーゼルMT』をお披露目。人気モデルが3代目で初登場。    ルノー

今回のクルールは、ベージュの砂丘が連なる昼のサハラ砂漠をイメージした『ベージュサハラ』、旅人に方角を教えるカシオペア座が輝く夜空のサハラ砂漠をイメージした『グリ・カシオペM』という2色を用意。会場でお披露目されたのは、人気のアースカラーである『ベージュサハラ』だった。

解説のために登壇したルノー・ジャポンのフレデリック・ブレンさんは、「この日に間に合わせるため空輸してきた」とし、専用色に塗装するまでが精いっぱいで、目玉となる専用装備の『オールテレインタイヤ』と『エクステンデッドグリップ』が装着されていない展示車であることなど、そのサプライズの舞台裏を明かした。

前回のイベントで、新型のMTが登場したら購入を検討したいとしていた団長安田さんは、愛車に近い仕様の新型車が登場したことに大興奮。「欲しい!」を連発。カングー・オーナーの目線で、限定車の細部までチェックしていた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    大音安弘

    1980年生まれ、埼玉県出身。幼き頃よりのクルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在は自動車ライターとして、軽自動車からスーパーカーまで幅広く取材を行う。原稿では、自動車の「今」を分かりやすく伝えられように心がける。愛車は、スバルWRX STI(VAB)とBMW Z4(E85)など。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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