マクラーレン・アルトゥーラ 詳細データテスト 改良されたエンジンとシャシー 冷静からやや情熱的に

公開 : 2024.11.16 20:25

スペック

エンジン

駆動方式:リアミドシップエンジン/モーター縦置き後輪駆動
形式:V型6気筒2993ccツインターボ、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ84.0×90.0mm
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:585ps/-rpm
最大トルク:59.6kg-m/-rpm
エンジン許容回転数:8500rpm
ハイブリッドアシスト:アキシャルフラックスモーター、ギアボックスに設置
モーター最高出力:95ps
モーター最大トルク:23.0kg-m
駆動用バッテリー:リチウムイオン・9.7kWh(トータル値)/7.4kWh(実用値)
システム総合出力:701ps/7500rpm
システム総合トルク:73.4kg-m/2250rpm
馬力荷重比:450ps/t
トルク荷重比:47.0kg-m/t
エンジン比出力:195ps/L

ボディ/シャシー

全長:4539mm
ホイールベース:2640mm
オーバーハング(前):1095mm
オーバーハング(後):804mm

マクラーレンといえば、のカーボンモノコックは、オープン化に伴う補強が不要で、クーペからの重量増を最低限に抑えた。前後重量配分は41:59だ。
マクラーレンといえば、のカーボンモノコックは、オープン化に伴う補強が不要で、クーペからの重量増を最低限に抑えた。前後重量配分は41:59だ。

全幅(ミラー含む):2100mm
全幅(両ドア開き):2860mm

全高:1193mm
全高:(ドア跳ね上げ):1930mm

足元長さ(前席):最大1070mm
足元長さ(後席):-mm
座面~天井(前席):最大-mm
座面~天井(後席):-mm

積載容量:160L

構造:カーボンモノコック/アルミボディ
車両重量:1560kg(公称値)/1618kg(実測値)
前後重量配分:41:59
抗力係数:-
ホイール前/後:9.0Jx19/11.0Jx20
タイヤ前/後:235/35 ZR19 109Y/295/35 ZR20 109Y
ピレリPゼロ・コルサ
スペアタイヤ:なし(パンク修理キット)

変速機

形式:8速DCT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
1速:3.61/- 
2速:2.47/- 
3速:1.80/- 
4速:1.41/- 
5速:1.15/- 
6速:0.96/-      
7速:0.80/- 
8速:0.65/- 

8速・70/80マイル/時(113km/h/129km/h):1947rpm/2225rpm

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:8.9km/L
ツーリング:9.6km/L
日常走行:8.7km/L
動力性能計測時:3.5km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/L
中速(郊外):-km/L
高速(高速道路):-km/L
超高速:-km/L
混合:20.9km/L

現実的な航続距離:605km(平均)/653km(ツーリング)/595km(日常走行)
CO2排出量:108g/km

サスペンション

前:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー
後: マルチリンク/コイルスプリング、アダプティブダンパー、スタビライザー

ステアリング

形式:電動油圧、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.4回転
最小回転直径:12.5m

ブレーキ

前:390mm通気冷却式カーボンセラミックディスク、6ポット
後:380mm通気冷却式カーボンセラミックディスク、4ポット
ハンドブレーキ:電動、自動

静粛性

アイドリング:-dBA
全開時(4速):-dBA
48km/h走行時:-dBA
80km/h走行時:-dBA
113km/h走行時:-dBA

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温12℃
0-30マイル/時(48km/h):1.6秒
0-40(64):2.0秒
0-50(80):2.5秒
0-60(97):3.1秒
0-70(113):3.7秒
0-80(129):4.4秒
0-90(145):5.2秒
0-100(161):6.1秒
0-110(177):7.1秒
0-120(193):8.2秒
0-130(209):9.5秒
0-140(225):11.0秒
0-150(241):12.8秒
0-160(257):14.7秒
0-402m発進加速:10.9秒(到達速度:222.6km/h)
0-1000m発進加速:19.2秒(到達速度:283.1km/h)
0-62マイル/時(0-100km/h):3.2秒

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
マセラティMC20シエロ(2024年)
テスト条件:湿潤路面/気温14℃
0-30マイル/時(48km/h):2.0秒
0-40(64):2.7秒
0-50(80):3.4秒
0-60(97):4.0秒
0-70(113):4.8秒
0-80(129):5.6秒
0-90(145):6.6秒
0-100(161):7.8秒
0-110(177):9.4秒
0-120(193):10.9秒
0-130(209):12.6秒
0-140(225):14.6秒
0-150(241):17.0秒
0-160(257):20.1秒
0-402m発進加速:12.4秒(到達速度:204.9km/h)
0-1000m発進加速:21.5秒(到達速度:261.7km/h)
0-62マイル/時(0-100km/h):4.2秒

中間加速

20-40mph(32-64km/h):1.4秒(2速)/1.8秒(3速)

30-50(48-80):1.3秒(2速)/1.7秒(3速)/2.1秒(4速)/2.7秒(5速)/3.5秒(6速)

40-60(64-97):1.2秒(2速)/1.6秒(3速)/2.1秒(4速)/2.6秒(5速)/3.2秒(6速)

50-70(80-113):1.2秒(2速)/1.6秒(3速)/2.1秒(4速)/2.6秒(5速)/3.1秒(6速)/3.9秒(7速)

60-80(97-129):1.6秒(3速)/2.1秒(4速)/2.6秒(5速)/3.1秒(6速)/3.8秒(7速)/5.0秒(8速)

70-90(113-145):1.6秒(3速)/2.1秒(4速)/2.6秒(5速)/3.3秒(6速)/3.9秒(7速)/4.9秒(8速)

80-100(129-161):1.7秒(3速)/2.2秒(4速)/2.7秒(5速)/3.4秒(6速)/4.1秒(7速)/5.1秒(8速)

90-110(145-177):2.2秒(4速)/2.9秒(5速)/3.6秒(6速)/4.4秒(7速)/5.5秒(8速)

100-120(161-193):2.4秒(4速)/3.0秒(5速)/3.8秒(6速)/4.8秒(7速)/6.1秒(8速)

110-130(177-209):2.7秒(4速)/3.0秒(5速)/4.0秒(6速)/5.2秒(7速)/6.8秒(8速)

ドライ制動距離

30-0マイル/時(48km/h):7.8m
50-0マイル/時(64km/h):21.0m
70-0マイル/時(80km/h):41.9m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.29秒

ウェット制動距離

30-0マイル/時(48km/h):9.3m
50-0マイル/時(64km/h):27.0m
70-0マイル/時(80km/h):53.8m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.82秒

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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