リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定

公開 : 2024.11.21 18:05

ジャガーが次世代EVコンセプト「デザイン・ビジョン・コンセプト」の予告画像を公開した。2026年に発売される4ドアGTを予告するもので、リアウィンドウがないことが確認できる。

2026年発売の4ドア・グランドツアラーを予告

ジャガーは、新型EVのコンセプトモデル「デザイン・ビジョン・コンセプト」の予告画像を公開した。12月2日に正式発表される予定だ。

画像にはコンセプトモデルのリアエンドと思われる部分が映っている。リアウィンドウがなく、ポールスター4に見られるようなデジタルミラーを採用するという、これまでの推測を裏付けるものだ。

「デザイン・ビジョン・コンセプト」の予告画像
「デザイン・ビジョン・コンセプト」の予告画像    ジャガー

また、ドラマチックなプロポーション、驚くほど広いリアフェンダーとトレッド、滑らかな曲線と硬質な直線のコントラストも確認できる。

従来型のリアライトは見られない。予告画像では見えないように隠されているか、あるいはスラットの中に組み込まれていると思われる。

このスラットは、新ロゴの「リーパー」の背景に採用されているものと同じデザインであり、コンセプトモデルはジャガーの新しいブランディングを象徴する1台と言える。

ジャガーは11月18日(現地時間)、ブランドの刷新を発表した。2026年から新車販売の完全EV化を目指し、3車種のEVを導入する計画だ。その第1弾である4ドアの電動GTを予告するのが、今回のコンセプトモデルだ。

プロトタイプによるテスト走行も最近開始され、量産モデルでは最高出力580ps以上、航続距離は690km以上を実現すると言われている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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