【ミシュランマンも太田勤務?】日本ミシュランが移転一周年・新社屋お披露目

公開 : 2024.11.25 07:05

社員の満足度調査の結果は?

今回発表された、同社が行った社員の満足度調査によると、

Q:以前の働き方と比較し、本社移転を実現した現状にどの程度満足していますか?
満足・非常に満足78%:不満・非常に不満22%
(非常に満足13%、満足65%、不満17%、非常に不満5%)

フリーデスク制を採用し、他部署との交流もスムーズ。茶室や電話用スペースもある。
フリーデスク制を採用し、他部署との交流もスムーズ。茶室や電話用スペースもある。    ミシュラン

Q:勤務形態が部署・個人に任される働き方に満足していますか?
満足・非常に満足92%:不満・非常に不満8%
(非常に満足31%、満足61%、不満7%、非常に不満1%)

Q:今後の本社オフィスの進化への期待値はどれくらいですか?
満足・非常に満足75%:不満・非常に不満25%
(非常に満足24%、満足51%、不満22%、非常に不満3%)

といったデータが出ている。

これ見ると、働く社員に視点を置いて、地方移転のデメリットを上回るメリットを作り出すために、本社移転時点から持続的に改善・改良を施策しているのが読み取れる。

日本ミシュランではこれを『進化』と言っており、今回のPARK棟の建設は、本社移転から1年間進化してきたことの象徴と言える。

なによりPARK棟が建つこの環境が、なんとも心地いいのだ。外観の写真を撮るべく外に出た取材陣が、静かで広々とした青空の元、芝生を踏みしめながら一様に笑顔で建物を見上げていたことは記しておきたい。

部署間協業の活性化やキャリア形成の広がりを実現し、風通しのいい空間を作り出すPARK棟は、今後、次の進化へのためのステップボードとしても機能を始めるのだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    斎藤 聡

    1961年生まれ。学生時代に自動車雑誌アルバイト漬けの毎日を過ごしたのち、自動車雑誌編集部を経てモータージャーナリストとして独立。クルマを操ることの面白さを知り、以来研鑽の日々。守備範囲はEVから1000馬力オバーのチューニングカーまで。クルマを走らせるうちにタイヤの重要性を痛感。積極的にタイヤの試乗を行っている。その一方、某メーカー系ドライビングスクールインストラクターとしての経験は都合30年ほど。
  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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