【屋根開き版が追加】メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ 一年中快適に楽しめる装備も充実

公開 : 2024.11.24 11:45

メルセデス・ベンツはクーペに加え「メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ」を発表しました。エアキャップやエアスカーフなど一年中快適にオープンエアドライブを愉しめる装備も充実しています。

メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)

メルセデス・ベンツは、CLEカブリオレに新しく「メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG) 」(以下、CLE 53 カブリオレ)を追加し、発売した。

CLE53 カブリオレは、AMG専用デザインを採用した力強いエクステリアデザインとハイパフォーマンスを感じさせるインテリアを併せ持つオープントップモデルで、メーカー希望小売価格(税込)は1400万円となる。

メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。
メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。

キャビン内へ風の巻き込みを低減するフロントウインドウ上縁のウインドウディフレクターと後席後ろのドラフトストップより構成されるエアキャップや、首元を温めることができるエアスカーフにより、外気温が低い時のオープンエアドライブがより快適に。ソフトトップは時速60km以下であれば20秒以内に電動で開閉操作が可能だ。

インテリアは、メルセデスAMGにふさわしいハイパフォーマンスを感じさせるデザインでまとめられるとともに、学習能力や使い勝手を高めた第3世代のMBUXを採用している。

ドライバーの操作負担を軽減するルーティン機能や予測提案を行うゼロレイヤーなど、新時代の室内環境を提供。本革シートは、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施され、また、後部座席の乗員用に2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するプレセーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

CLE 53 カブリオレのボディサイズは CLE 200 カブリオレ・スポーツ(ISG)と比べ、全長4855mm(+5mm)/全幅1935mm(+75mm)/全高1435mm(+10mm)と、前後にワイドフェンダーを採用したことで全幅を大幅に拡大し、力強さを強調している。

パワートレインには3L直列6気筒ターボエンジンに第2世代のISGと電動スーパーチャージャーを搭載し、前後のトルク配分を最適にする四輪駆動システムAMG 4マティック+を搭載しAMGライド・コントロールサスペンションやリア・アクスルステアリングを備え俊敏でダイナミックなドライビングが可能だ。

主な特長

パワートレイン

直列6気筒エンジンM256M CLE 53カブリオレに搭載される「M256M」エンジンは、3L直列6気筒エンジンにターボチャージャーと48V電動スーパーチャージャーに加えISGを備える。

従来の「M256」から新しく設計されたインレット/アウトレットチャンネルやピストンリングの採用、最適な燃焼噴射、ターボチャージャーに改良を加え最大出力449ps(330kW)を発生。

メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。
メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。

スーパーチャージャーも改良し、最大加給圧を1.5barとする事で最大トルク57.10kg-m(約10秒間のオーバーブースト時61.18kg-m)を発生。ISGにも改良を加え、最大出力23ps(17kW)、最大トルク20.90kg-mを追加する。

四輪駆動システム「AMG 4マティック+」

高性能エンジンのパワーを四輪に最適配分するメルセデスAMGが開発した四輪駆動システム「AMG 4マティック+」を搭載。前後トルク配分が50(前):50(後)から 0(前):100(後)の範囲で可変トルク配分を行うことで、ハイパワーを四輪へ最適に配分する。

発進時はもちろん高速走行、ハイスピードコーナリング、そしてコーナーの立ち上がり加速などにおいて絶対的な安定性を誇り、思いのままのドライビングを楽しむことができると述べる。

AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッション

適切なシフトタイム、迅速なリアクション、ダブルクラッチ機能、およびマルチダウンシフトを感じられるAMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッションを採用し、俊敏なシフト操作が可能となった。

特に走行モード「スポーツ+」/「レースモード」およびマニュアルモードではトランスミッションが迅速に動作。ダイナミックセレクトで選択された走行モードにより、燃料消費を抑えた運転スタイルから俊敏なシフト操作まで行えることに加え、ステアリングホイールの左右裏側に取り付けられているパドルシフトを使って手動でもシフト操作をすることができる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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