【屋根開き版が追加】メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ 一年中快適に楽しめる装備も充実

公開 : 2024.11.24 11:45

オープンエアと安全性

オープンエアドライブ

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは室内のノイズレベルを大幅に抑制し、クローズ状態では室内の高い静粛性を実現。

ソフトトップの操作は停車中だけではなく時速60km/hまで走行中でも可能で、作動時間は20秒以内だ。急に、悪天候になった時でも物理ボタンによる操作で素早くソフトトップを閉じることができる。

メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。
メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。

フロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が空気の流れを上方に高く跳ね上げると共に後方から室内への風の巻き込みも低減し、フロントシートに内蔵されたエアスカーフにより首元を暖めることで外気温が低い時でも快適なオープンエアドライブを楽しむことができると述べる。

フロントシートにはシートヒーターを備え、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択するとシートヒーターに加えシートベンチレーター(運転席・助手席)が備わる。アコースティックソフトトップは標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意し合計3色をラインナップする。

安全性

CLEカブリオレは、強化されたボディシェル構造により、オープントップモデルでも高いレベルの安全性を備えた。剛性の高いAピラーにより、万が一の横転の際に生存スペースを確保することができ、また、後部座席用に新しく2つの独立したヘッドエアバッグを採用し、衝突の影響を軽減するプレセーフ機能とエアバッグにより乗員を保護する。

トランク

荷室容量375リッター(ソフトトップを収納した状態で285リッター)のトランクは、日常の使用に実用的な容量を備え、必要に応じて、60:40の分割可倒式リアシートのバックレストを倒すことで、長尺物の搭載が可能だ。

また、両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下部に足を近づけるだけでトランクを開けることができるフットトランクオープナーを標準装備している。

便利機能をご紹介

MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)

これまで以上に学習能力を高めた第3世代のMBUXを採用した。ルーティン機能の搭載やさらに使い勝手の良くなったメニューや音声認識など、大幅に進化したデジタル体験を提供し、メルセデスのクーペとして最もインテリジェントなモデルとなっているという。

ハイ、メルセデス:音声アシスタント

音声アシスタント「ハイ、メルセデス」は、メルセデス・ミー・アプリ内のオンラインサービスを起動することで、優れた対話と学習機能を発揮する。新採用のジャスト・トーク機能により、音声操作をキーワードの「ハイ、メルセデス」を発話せずに行うことができるようになり、利便性が高まったと発表した。この新機能が起動すると、ディスプレイ上部に赤いマイクのマークが表示され、車両がボイスコマンド待ちの状態となる。

メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。
メルセデスAMG CLE 53 4マティック+ カブリオレ(ISG)発表。

パーソナライゼーションパーソナライゼーション機能では、ユーザー個々のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリーやミラー位置の設定、アンビエントライトのカラー設定、お気に入りのラジオ放送局、その他の機能を保存できるようになっている。パーソナルプロファイルへのアクセスは指紋や声による生体認証に対応しており、利便性だけではなくセキュリティも高めている。

ルーティン

日々行う車内での操作を簡略化するルーティン機能を搭載。日々の乗車中に行う操作の流れを「ルーティン」として組み立て、一定の条件を満たした場合に各種機能を作動させることで、ドライバーの車内での操作負担を軽減するという。

あらかじめいくつかのテンプレートが用意されている他、ユーザー自らルーティンを作成することもでき(例:「室内の温度が12℃以下になった場合、シートヒーターをオンにしてアンビエントライトを暖かなオレンジにする」など)

ゼロレイヤー

よりシンプルかつ柔軟な新しいユーザーインターフェースであるゼロレイヤーを採用。ユーザーの習慣や状況に応じて、各種情報や機能を流動的かつ予測的に表示する先進的なインターフェースだという。トップ画面上に必要な情報や機能が必要な時に表示されるため、ユーザーはメニュー画面を呼び出し階層を辿ったり、画面をスクロールして目的の機能を呼び出す必要がなくなるなど、操作負担を大幅に低減する。

MBUX ARナビゲーション

フロントウインドウのカメラが捉えた周辺の映像にナビゲーション情報を重ねて表示するMBUX ARナビゲーションを標準装備。AR(拡張現実)を利用したナビゲーションシステムによって、メディアディスプレイ上にライブ映像を表示。

右左折が必要なタイミングが近くなると、ライブ映像上に矢印などの補足情報が表示されるため、ドライバーは直感的にどこに進むべきかを判断することができる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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