【気づけばビートル越え】フォルクスワーゲン9世代目の新型パサート 計7グレード展開にて販売開始

公開 : 2024.11.26 17:45

パワートレインは?

48Vマイルドハイブリッドとなった1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジンは、燃焼プロセスに高効率なミラーサイクルを採用し、さらに高度な技術であるガソリン用可変ジオメトリターボを組み合わせるなど、省燃費とトルクレスポンスを両立させた最新スペックのユニットだ。

制御を最適化し、気筒休止とコースティング時のアイドルストップ時間を拡大したアクティブシリンダーマネジメント(ACT)も備えている。

フォルクスワーゲン新型パサート発売開始。
フォルクスワーゲン新型パサート発売開始。

2200barのコモンレールを用いる2L直列4気筒ターボディーゼルエンジンは2連式SCR噴射を採用したツインドージング型で、高いNOx除去能力と優れたレスポンスを実現した最新世代となっており、日本仕様は、このTDIエンジンをフルタイム4WDシステム”4モーション”と組み合わせて展開する。

eハイブリッドは1.5L eTSIをベースとしながらPHEV向けに細かなチューニングが施されており、システム総合出力150ps/35.69kg-mを発生し、大容量のリチウムイオンバッテリー(総容量:25.7kWh、EV走行時最大使用容量19.7kWh)により、142kmのEV航続距離(等価EVレンジ、WLTCモード、国土交通省審査値)を実現。

たとえば日々の市街地のドライブでは排出ガスを発生しないEVとして、遠出はハイブリッド車として、多様なライフスタイルを支えるパワートレインだ。

また従来よりボディを拡張し、ひとクラス上のセグメントに相当する4.9m級のボディサイズが与えられ、様々な用途・ライフスタイルに対応する包容力を獲得。

特に50mm延長されたホイールベースにより、リアシートの居住性が向上し、多人数乗車でも快適に過ごせるゆとりあるボディサイズとなっていることに加え、最大1920Lの荷室容量は、日本のステーションワゴンとして最大級の容量を誇るという。

加えて進化した駐車支援システム “パークアシストプラス”は、ステアリング操作のみならず、アクセル・ブレーキの自動操作が可能となっている。

オプション詳細

レザーシートパッケージ

レザーシート
パワーシート(運転席/助手席<前後/高さ/角度/リクライニング>、運転席メモリー付)
シートベンチレーション/リラクゼーション機能(運転席/助手席)
電動格納式リモコンドアミラー(ヒーター、自動防眩機能<運転席>、メモリー、リバース連動機能<助手席>付)

DCC Proパッケージ

アダプティブシャシーコントロール”DCC Pro”
プログレッシブステアリング

Rライン・プラスパッケージ

フォルクスワーゲン新型パサート発売開始。
フォルクスワーゲン新型パサート発売開始。

Rライン・プラス専用エクステリア/インテリア(専用デザインバンパー/リアコンビネーションランプトリム/19インチホイール、ブラックペイントルーフ&ルーフスポイラー、専用デザインレザーシート、専用マイクロフリースルーフライナー)

ラグジュアリーパッケージ

プレミアムサウンドシステム”ハーマンカードン”(総出力700W、16チャンネル・13スピーカー)
電動パノラマスライディングルーフ(電動サンシェード、UVカット機能付)

電動パノラマスライディングルーフ

電動パノラマスライディングルーフ(電動サンシェード、UVカット機能付)

有償オプションカラー

オリックスホワイト・マザーオブパールエフェクト

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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