【詳細データテスト】フォルクスワーゲン・パサート 優れた経済性と使い勝手 最大の競合相手は身内に

公開 : 2024.11.30 20:25

結論 ★★★★★★★★☆☆

フォルクスワーゲンは進歩している。マルチメディアの問題点は解決し、使い勝手は向上し、新導入されたPHEVシステムは超長いEV航続距離を実現する。電費も燃費もみごとなものだ。

とはいえ、問題がすべて解消したわけではない。信頼性は心配が残るし、同じ価格でスコダ・スパーブという、もっとくつろげて使いやすいインテリアを持つクルマが手に入る。

結論:円熟味があり、PHEVとしてもなかなかの説得力がある。しかし、スコダの兄弟車に勝る魅力があるかは疑問だ。
結論:円熟味があり、PHEVとしてもなかなかの説得力がある。しかし、スコダの兄弟車に勝る魅力があるかは疑問だ。    JACK HARRISON

それでも、この大きくて無駄のないワゴンの好ましい部分は、枚挙にいとまがない。

記事に関わった人々

  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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