【世界で最も売れているBMW】X3が7年ぶりのフルモデルチェンジで4代目に!日本仕様を発表

公開 : 2024.11.29 07:45  更新 : 2024.11.29 10:31

日本仕様はガソリンが2種とディーゼルが1種

日本仕様のX3ラインナップは、いずれも48Vマイルドハイブリッドを組み合わせる。まず、2.0Lの直4ガソリンターボを搭載した『X3 20xドライブxライン」(システムトータルで140kW/310Nmを発生)。2.0Lの直4ディーゼルターボを搭載した『X3 20d xドライブMスポーツ』(システムトータルで145kW/400Nmを発生)。そして3.0Lの直6 ガソリンターボを搭載した『X3 M50xドライブ』(システムトータルで293kW/580Nmを発生)の3車種だ。いずれもトランスミッションは8速ATを組み合わせ、駆動方式はインテリジェント4WDシステムの『xドライブ』となる。

ガソリンの『20』はクロームパーツや六角形ステアリングホイールなどを採用したエレガント志向のモデル。ディーゼルの『20d』はブラックのアクセントを用いたMスポーツで長距離向け。そして『M50』は水平バーのグリルやレッドキャリパー、4本出しテールパイプなどを採用して最高のドライビングダイナミクスを味わえるなど、3モデルをうまく棲み分けている。

ボディサイズは従来型より25mm長く、30mm幅広く、15mm低くなった。
ボディサイズは従来型より25mm長く、30mm幅広く、15mm低くなった。    平井大介

いずれも、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能をはじめ、安全機能、運転支援システム『ドライビングアシストプロフェッショナル』、自動駐車が可能な『パーキングアシストプラス』、最新のBMW iドライブおよびBMWオペレーティングシステム9、BMWコネクテッドドライブ、BMWデジタルプレミアム、BMWインテリジェントパーソナルアシスタントといった、安全&快適装備は高いレベルで充実している。

車両価格は、X3 20xドライブxラインが798万円、X3 20d xドライブMスポーツが858万円、そしてX3 M50xドライブが998万円となっている。

なお、本国ではPHEVの『30e xドライブ』が発表されており、近い将来にはBEVの『iX3』も登場することは間違いない。いずれ日本仕様にも、これらのモデルが導入される可能性は高そうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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