新世代のキア・スポルテージは2016年デビュー

公開 : 2015.01.31 22:30  更新 : 2021.03.05 21:37

次世代のキアのクロスオーバー、スポルテージが来年のデビューを前にテストが繰り返されている。このスポルテージは、日産キャシュカイホンダCR-Vフォード・クーガなどのライバルとなるモデルで、次世代のスポルテージのスタイリングは2014年にプレビューされたKX3コンセプトからインスピレーションを受けたものであるようだ。KX3は、中国市場を仮想に見立てたコンセプト・モデルで、そのデザイン・ファクターが新しいスポルテージに多く移植されることになる。

このスパイ・ショットからは、ヘッドランプが一新されているのがわかる。また、カモフラージュされてはいるが、そのグリルはキアのアイデンティティであるタイガー・ノーズが与えられていると予想される。また、リアのコンビネーション・ランプ、バンパーもリデザインされている。

カメラに収めることは出来なかったが、インテリアについても、より高級なライバルに対抗するため、クオリティのアップが図られている。中心に大きなインフォテーメント・システムが備わり、そのまわりを新しい高品質なマテリアルが取り囲むことになる。現行のスポルテージの弱点のひとつは、その安っぽいインテリアにあるということを、キアも分かっているのだろう。

エンジンも、新しいパワートレインが採用される。プラグイン・ハイブリッド、純粋なEV、そしてダウンサイズした3気筒ユニットなどが予定されている。また、現行モデルに搭載される1.6ℓガソリンおよび1.7ℓ、2.0ℓディーゼルも、燃費とエミッションの向上が図られているという。

このプロトタイプの仕上がり具合からみて、新しいスポルテージがモーターショーで公開されるのは、2016年の前半と予測される。

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