【SUVのSクラスに50台の限定車】メルセデス・マイバッハGLS600にナイトエディション登場!

公開 : 2024.12.02 07:05

メルセデス・ベンツ日本は、日本限定50台の特別仕様車『メルセデス・マイバッハGLS600ナイトエディション』を11月29日に発表。同日から受注を開始しました。上野和秀がモデル概要を解説します。

マイバッハ・ブランドでも設定

メルセデス・ベンツ日本は、日本限定50台の特別仕様車『メルセデス・マイバッハGLS600ナイトエディション』を11月29日に発表。同日から受注を開始した。

これまでメルセデス・ベンツ・ブランドでナイトエディションを展開してきたが、いよいよマイバッハ・ブランドでも設定されることになった。

日本限定50台の特別仕様車『メルセデス・マイバッハGLS600ナイトエディション』。
日本限定50台の特別仕様車『メルセデス・マイバッハGLS600ナイトエディション』。    平井大介

エクステリアでは、外装色をオブシディアン・ブラック(メタリック)とモハーベ・シルバー(メタリック)を組み合わせた、特別仕様車専用のツートーンペイントを採用したことが特徴だ。

また随所にダークシャドー・クロームパーツやブラックパーツなどを使用し、精悍なイメージに仕上げられている。このほかマルチビームLEDライト内部には、マイバッハ・エンブレムとローズゴールド・ピンを採用する。

足元に目を移せばマイバッハのロゴパターンをあしらった専用デザインの23インチ・マイバッハ・アルミホイールが特別仕様車であることを主張する。

贅を尽くしたインテリア

『SUVのSクラス』と評されるGLSをベースに、最高水準の高級感と快適性を融合させたのが『メルセデス・マイバッハGLS』だ。

3列7人乗りでも十分にゆとりのあるGLSの広い室内空間を、贅沢に2列に変更。広々としたスペースを確保した後席は、最大43.5度までリクライニング可能で、メルセデス・マイバッハの名にふさわしい快適で贅沢な空間を実現している。

3列7人乗りでも十分にゆとりのあるGLSの広い室内を、贅沢に2列に変更している。
3列7人乗りでも十分にゆとりのあるGLSの広い室内を、贅沢に2列に変更している。    上野和秀

インテリアにはカスタマイズプログラムの『マニュファクチャー』で設定されるブラックパールが内装色に選ばれたほか、ダークブラウン・オープンポアウォールナット・インテリアトリムを採用する。

さらにダークシャドー・クロームパーツが前後バックレストのトリムに配され、ナッパレザーを使用した本革巻ウッドステアリング、ファーストクラス・パッケージが備わる。

パワートレインは4.0リッターV型8気筒ツインターボのM177型エンジンに、48V電気システムとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたユニットを採用する。システム最高出力は557ps、最大トルクは78.5kg-mを発揮する

メルセデス・マイバッハ GLS600ナイトエディションは、日本限定50台が販売。このうち左ハンドルが31台、右ハンドルが19台用意される予定で、車両本体価格は4115万円と発表された。なお12月28日まで、『スターズ@メルセデス・ベンツ銀座』に展示される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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