【第3回】浜先秀彰の絶対的カーグッズ!:市販カーナビのシステムアップ

公開 : 2024.12.04 17:05

後席も快適空間に変える追加モニター

カーナビではナビを利用したり、音楽を聴いたりする以外にも、映像を楽しむという人も多いでしょう。そんなときに役立ってくれるのが後席モニターです。走行中、ドライバーはエンタメソースの映像を見ることはできませんが、後席モニターを接続していれば、カーナビで再生したDVD映像や地デジ映像、HDMI映像(スマホなど外部機器接続時)などを後席に乗っている人が楽しめます。

各メーカーでは天井から吊り下げる大画面の『フリップダウンモニター』や、フロントシートの背面に取り付けられる『パーソナルモニター』などをラインアップしています。これらによって後席は移動リビングのような空間となり、小さな子どもでもロングドライブや渋滞が苦になりません。

アルパインのフリップダウン型後席モニター・リアビジョン『RXH12Z-LBS-B』。大きくて高精細な12.8型WXGAディスプレイを搭載している。
アルパインのフリップダウン型後席モニター・リアビジョン『RXH12Z-LBS-B』。大きくて高精細な12.8型WXGAディスプレイを搭載している。    アルパイン

市販カーナビのほとんどは汎用タイプの映像出力端子を備えているため、異なるメーカーの製品と接続することが可能です。サイズバリエーションが広く、廉価モデルも数多く販売されています。

そしてもうひとつお勧めしたいのが『ETC2.0車載器』です。高速道路料金の支払いだけでなく、高速道路上の詳細な渋滞情報を取得でき、画面表示とともに音声案内も展開します。

接続ができるのはカーナビと同じメーカーの適合機種で、パナソニックケンウッドの製品では『高度化光ビーコン』というシステムにも対応しており、直近の信号機の動作(赤信号から青信号への切り替わりタイミングなど)を画面上で確認することもできます。

カーナビの購入時には、自分の使い方に合わせて今回紹介したようなユニットを併せて購入すると、カーライフがより便利で快適になるでしょう。ただし、詳細な適合情報については各機種で異なるため、各自でメーカーの公式サイトやお客様相談室での確認をお願いします。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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