【歴史ある邸宅をリニューアル】ベントレー かつてのCEO私邸で新たなカントリーリトリート公開

公開 : 2024.12.04 06:45

ベントレーは専用のカントリーリトリート「The Mews」を公開。ベントレーCEO専用の私邸として使用されていた歴史的建物を、再設計・改修しています。美しい自然に囲まれた緑豊かな田園地帯に位置し、上品で洗練された空間です。

ベントレー専用の新たなカントリーリトリート

ベントレーは、ベントレー専用の新たなカントリーリトリート「The Mews, The Home of Bentley(ザ・ミューズ、ザ・ホーム・オブ・ベントレー)」を公開した。

「The Mews」とは、顧客が460億通り以上あるカスタマイズをゆっくりと楽しむことができ、またベントレーの歴史と価値観を体感できる施設だという。

ベントレー専用のカントリーリトリート「The Mews」を公開。
ベントレー専用のカントリーリトリート「The Mews」を公開。

この建物は、かつてベントレーCEOの私邸として使われていた歴史ある邸宅で、約1年間にわたる改修工事を経て、英国カントリーハウスの風格を残しながらも、上品で洗練された空間として新たに生まれ変わったと彼らはいう。

イギリス(イングランド)のチェシャーに位置する「The Mews」は、ゲート付きの専用アクセスと、約1万6000平方メートルに広がる豊かな緑に囲まれた車道が特徴で、ベントレーの工場からほど近く、マンチェスター空港やピカデリー駅からも車で約1時間という便利なロケーションにあると発表されている。

室内はどんなイメージ?

室内は、専用のスイートルームに加えて、贅沢なライフスタイルを楽しめるリビングスペースもあり、ベントレーならではのブランド価値を存分に感じることができる。

また、昨年10周年を迎えたBentley Homeの家具が、施設内のあらゆる場所に飾られ、このコレクションは英国で唯一「The Mews」だけに展示されており、ベントレーならではのデザイン美学と細部にまでこだわったクラフツマンシップを見ることができるとベントレーはいう。

ベントレー専用のカントリーリトリート「The Mews」を公開。
ベントレー専用のカントリーリトリート「The Mews」を公開。

例えば、2023年のミラノデザインウィークで初公開され、英国では初登場となるフェデリコ・ペリデザインのThamesコーヒーテーブルは、Paper Marbleの美しさと、丁寧に仕上げられた突板やレザーが特徴だ。

また、2024年のミラノデザインウィークで発表されたばかりのWiltonデスクは、Bentley Homeがホームオフィス家具に初めて挑戦したデスクで、こちらもカスタマイズスイートで見ることが可能である。

ダイニングルームでは、ベントレーとザ・マッカランのコラボレーションから誕生した「ザ・マッカラン ホライゾン」ボトルも。ベントレーのデザインチームと共に設計されたこの限定ボトルは、独自の180度ツイスト形状を持ち、数年にわたる開発を経て今年3月に登場した。

さらに、ドリンクキャビネットには、ザ・マッカランの厳選されたラインナップが並び、特別なひとときを楽しめると付け加えている。

家全体には、NaimとFocalのシステムが一体化しており、屋外でも最高のオーディオ体験が可能だ。Naimは、10年以上にわたりベントレー車両に特別なサウンドシステムを提供しており、その優れた技術がここでも活かされている。

プロジェクトリーダー ウェイン・ブルース

「ベントレーの特別なカスタマーエクスペリエンスセンター『CW1 House』に加え、『The Mews』はベントレーの新たなホームとして、特別な空間を提供しています。

ここでは、伝統、ラグジュアリーが見事に調和し、静かで洗練された雰囲気の中、ブランド体験をさらに特別なものにしています。『The Mews』は現在正式にオープンし、ゲストを日々お迎えしています」とコメントした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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