【低負荷時は2気筒で動く】新型キャデラックXT4 最新デザインランゲージでリフレッシュ
公開 : 2024.12.04 06:25
GMは新型「キャデラックXT4」の販売を開始。卓越した走行性能と個性的なスタイリング、先進のテクノロジーを融合させたラグジュアリースポーツSUVながら、低負荷時は4気筒中、2気筒を停止し走行する柔軟性も備えます。
新型「キャデラックXT4」
GMは、キャデラックの次世代ブランドデザインを導入し、卓越した走行性能と個性的なスタイリング、先進のテクノロジーを融合させたラグジュアリースポーツSUV、新型「キャデラックXT4」の販売を開始した。
メーカー希望小売価格(税込)は790万円。デリバリー開始は2025年初旬を予定する。
世界的に人気の高いコンパクトSUVセグメントにおけるキャデラックの戦略的モデルとして、2021年に日本へ導入された「キャデラックXT4」。
スタイリッシュなプロポーションと躍動感あふれるドライビングテイストは国内外で広く支持されていると同社は述べる。新型モデルは、キャデラックの最新デザインランゲージをエクステリアとインテリアに採用。
エクステリアではフロントとリアのフェイシアを刷新し、インテリアには新素材のメタルインサートを使用し、インストルメントパネルも一新。さらに美しい33インチのLEDディスプレイやAKG社製のサウンドシステムを新たに装備するなど、モダンで洗練された一台に仕上げられたと発表された。
新型モデルの外観は?
キャデラック最新のデザイン哲学を反映したエクステリアに進化
フロントとリアのフェイシアを刷新。フロントでは、ボディ両端に縦型に配置されたLEDのヘッドランプと、フロントグリル上部に水平に配置されたウィンカーランプが一目でキャデラックであることを印象づけるとともに、ワイド&ローのシルエットを強調。
グロスブラックスポーツメッシュのグリルにはキャデラッククレストが輝き、重厚かつスポーティで存在感あふれる佇まいとなった。
リアでは、リフレクターとバンパーが縦型に変更され、視認性が向上し、より安定感を増したデザインに進化。アスリートのような引き締まったボディを強調し、新デザインの20インチダイヤモンドカットアルミホイールも高級感とスポーティな走りを想起させると語る。
精密に仕上げられたボディラインは、空気抵抗の低減と静粛性を高め、エアロダイナミクスを向上。フロントグリルにはアクティブグリルシャッターが搭載され、必要に応じて閉じることで空力特性を最適化。リア下部のフェイシアは、空気の流れをスムーズに導くディフューザー形状を採用し、ツインエグゾーストを美しく一体化させている。
新型モデルのインテリアは?
デザインを一新、上質へのこだわりと先進テクノロジーで快適さを追求した室内空間
インテリアにも、新しいキャデラックのデザイン言語を表現。新素材のメタルインサートや高品質なレザートリム、リアルカーボンを採用したドアトリムなど「本物の素材を使う」キャデラックの伝統を継承したという。
ジェットブラックの内装には、ブルーステッチのアクセントを施し、上質かつスポーティで心躍る空間を創造している。
またロングホイールベースの緻密なパッケージングで、広々とした室内空間と快適な乗り心地を提供するとともに、ラゲージスペースを両立。クラストップレベルのリアのレッグルームや、カーゴスペースは通常時637L、リアシートバックレストを倒せば最大1384Lまで拡大可能だ。
ラグジュアリーなインストルメンタルパネルには、湾曲したデザイン性と視認性に優れた9K解像度の33インチアドバンストカラーLEDディスプレイを装備し、スマートなドライビングをサポート。
さらに、歴史と伝統ある音響・録音システムメーカーAKGが手がけたAKG14スピーカーオーディオシステムが、堅牢なボディとラミネート遮音ガラスとの相乗効果で、極上の音響空間を生み出し、快適で上質なドライブを実現するという。