スタリオンにショーグン ランエボまで 50周年イベントに集結 ランサー/ギャランの英国上陸から半世紀(2)

公開 : 2024.12.22 17:46

三菱ギャラン GTi-16V 4WD-4WS(1990年式/英国仕様)

オーナー:スティーブン・ブラックバーン氏

コルト・カー社の創業者の息子に当たる、スティーブンは三菱車を複数台所有している。そんな彼が、このミーティングへ最適だと考えた1台は、1990年式のギャラン GTi-16V 4WD-4WSだった。

三菱ギャラン GTi-16V 4WD-4WS(1990年式/英国仕様) オーナー:スティーブン・ブラックバーン氏
三菱ギャラン GTi-16V 4WD-4WS(1990年式/英国仕様) オーナー:スティーブン・ブラックバーン氏

当時のトップグレードに当たり、父のデイビッド・ブラックバーン氏が新車の頃から大切にしてきた1台だという。「彼はスペインのジブラルタルでも、輸入代理店を経営していました。このクルマは、そこから入ってきたものです」

コルト・カー社の会長になったデイビッドは、自由にクルマを選ぶことができた。しかし、スペインでの移動手段として、ギャランを買い替えることはなかった。後年には、アイルランドでも乗っていたそうだ。

離れた土地にあったことで走行距離は短く、現在でも12万6000kmほど。「すべてオリジナル状態です。走りはとても気持ち良いですし、父のお気に入りの1台だったということで、わたしの思い入れも特別なんです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・カルダーウッド

    Charlie Calderwood

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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