【110周年を彩る110台】マセラティ創業記念イベント サプライズゲストにツーリングで非日常な一日
公開 : 2024.12.05 12:05
12月1日で創業110周年を迎えたマセラティは特別な日を記念し「マセラティの110周年のお祝い」を開催しました。2名のサプライズゲストや新型車の発表、さらにはツーリングと多彩なプログラムが催された一日をご紹介します。
東京発、2024年12月3日
12月1日で創業110周年を迎えたマセラティは、この特別な日を記念し、日本時間同日に「Celebrazione dei 110 Anni di Maserati(チェレブラツィオーネ・デイ・チェントディエーチ・アンニ・ディ・マセラティ)」、日本語で「マセラティの110周年のお祝い」を意味するイベントを開催した。
本イベントでは、110年の歴史を辿るのにふさわしい、新旧あわせて110台のマセラティとオーナーが東京プリンスホテルに集結。
会場では8月にアメリカ・ぺブルビーチで発表したばかりの新型「GT2ストラダーレ」のお披露目が行われたほか、午後には希望者による大規模ツーリングイベントも実施された。
ツーリングの締めくくりには、参加した車両で巨大なトライデントのマークを描き、ドローンで記念撮影を行うなど、この特別な日を象徴する演出が展開され、数々の多彩で華やかなプログラムを通じて、参加者全員が110周年の節目を心から祝う一日となったと発表された。
「Celebrazione dei 110 Anni di Maserati」
当日、会場となった東京プリンスホテルには朝早くから110周年にちなんだ新旧110台のマセラティが集結。集まった車両の中にはクラシックカーとして珍しい車も多く、スカリエッティがボディを制作したことで世界に1台しかないとされる「A6GCSスカリエッティ」をはじめ、「3500GT」や「ミストラル」、初代「ギブリ」のほか、オリジナリティの極めて高いことで注目を集めた「メキシコ」等が並んだ。
イベントの幕開けにはこれら歴代の車を前に、マセラティ・クラブ・オブ・ジャパンの会長である越湖信一氏と共に、モータージャーナリストの吉田拓生氏、マセラティジャパン代表取締役 木村隆之によるトークショーが開催された。3名が各車両を順番に回り、マセラティの歴史を丁寧に解説し、来場者は興味深く聞き入った。
「GT2ストラダーレ」のお披露目
次に会場を中に移し、今度はマセラティの最新作であり、公道車両としては最もパワフルなネットゥーノエンジンを搭載した「GT2ストラダーレ」がお披露目された。
この車は8月にワールドプレミアを果たしたばかりで、この度日本で開催された110周年イベントのために、特別に空輸されたものだという。
この記念イベントの司会進行はマセラティ「スパイダー・ザガート」の元オーナーでラジオDJやナレーターとして活躍中のDJ TARO氏が務め、マセラティ・ジャパン業務執行取締役 ジェネラルマネージャーの玉木一史が「GT2ストラダーレ」の解説を行った。
玉木は「GT2ストラダーレ」がレーシングカーに匹敵するパフォーマンスを実現しつつ、日常でも素晴らしいドライビング体験を提供する車の一台であることを強調したほか、モータースポーツの伝統とGT2レースの車両から受け継いだデザインにより、どんな走行環境でも最高のフィーリングと快適性を実現できる車であることを述べた。