【パワフルなクリーンディーゼル追加】アウディQ3/Q3スポーツバック 8.8インチのMMIも採用

公開 : 2024.12.05 06:25

アウディはコンパクトSUV/SUVクーペのQ3/Q3スポーツバックをアップデート。ワフルなクリーンディーゼルモデル、40 TDIクワトロを設定し、バーチャルコクピットやタッチスクリーンを備えた8.8インチのMMIを採用する。

Q3/Q3スポーツバックをアップデート

アウディは、コンパクトSUV/SUVクーペのQ3/Q3スポーツバックをアップデートし、新たにパワフルなクリーンディーゼル40 TDIクワトロを設定して販売を開始した。

アウディQ3/Q3スポーツバックは、約4.5mの扱いやすい全長でありながら、2680mmのホイールベースにより、広い居住空間を確保。ともに、後席のヘッドクリアランスも十分なスペースを確保しているプレミアムコンパクトSUV/SUVクーペだと彼らは表現する。

アウディQ3/Q3スポーツバックをアップデート。
アウディQ3/Q3スポーツバックをアップデート。

パワートレインは、クリーンディーゼルエンジンTDIとガソリンエンジンTFSIの2種類で、両エンジンともに、高効率な7速Sトロニックトランスミッションを  搭載。TFSIは前輪駆動、TDIは電子制御式油圧多板クラッチを用いたクワトロ四輪駆動システムを組み合わせ、優れた走行性能を実現する。

パワフルな新しいクリーンディーゼルモデル、40 TDIクワトロを設定

今回アップデートされたクリーンディーゼル2.0 TDIエンジンは、最高出力193ps:従来モデル比+43ps/最大トルク40.79kg-m(従来モデル比+6.12kg-m)を実現。

力強いクワトロ四輪駆動による踏破性能と低燃費を両立する一方、ガソリン1.5 TFSIエンジンは、高圧の直噴システムにより、最高出力150ps/最大トルク25.49kg-mを発揮。エンジンが低負荷の際には2気筒となる、気筒休止システムシリンダーオンデマンド(cod)を採用する。

デザインとテクノロジー

オクタゴンをモチーフとしたデザイン

Q3/Q3スポーツバックのエクステリアは、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより、力強くスポーティな印象を持ち、前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVならではの力強さを表現している。

またQ3スポーツバックは、SUVスタイルのQ3よりも全高が約4.5cm低く、クーペのエレガントさを備え、顧客のさまざまなライフスタイルに応える。

アウディQ3/Q3スポーツバックをアップデート。
アウディQ3/Q3スポーツバックをアップデート。

インテリアにも、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されており、今回のアップデートでは、アウディの上位モデルから受け継がれた10.25インチのフル液晶ディスプレイ式デジタルインストルメントクラスターやタッチスクリーンを備えた8.8インチのMMIなどにより、先進的なデジタル体験を提供する。

安全で快適なドライブをサポートする先進のテクノロジー

さまざまなセーフティ機能やドライバーアシスタンスシステムを搭載。事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントに加えて、アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストの3機能を統合したアダプティブクルーズアシスト、さらに、アウディサイドアシストやサラウンドビューカメラなどにより、高い安全性と快適性を確保した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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