【電動化の中核を担う】アウディQ4 eトロンをアップデート コンパクトボディながら広い空間を提供
公開 : 2024.12.10 06:25
ディティールと安全装備
Vorsprung durch Technikの精神、アウディデザインDNAを受け継ぐディテール
エクステリア
短いフロントオーバーハング、筋肉質なフェンダー、美しいルーフライン、柔らかく流れるようなサイドライン、ワイドなプロポーションを強調する水平基調のリヤエンド、アウディQファミリーに共通するオクタゴン(8角形)かつ開口部のないシングルフレームグリルなど、ひとめでアウディの電気自動車とわかる独自のデザイン言語を取り入れた。
空力性能にも注力しており、電動開閉式の冷却エアインレットやフロントスポイラーに対し垂直に配置されたディフレクター、立体的なホイールディフレクター、空力性能を最適化したデザインのエクステリアミラーハウジング、テールゲートの形状により、Cd値はSUVモデルであるにもかかわらず、Q4 eトロンが0.28、Q4スポーツバック eトロンは0.26を実現しているという(いずれも欧州値)。
インテリア
ドライバーオリエンテッドにデザインされ、特徴的なセンターコンソールと専用デザインのシフターを装備。メーターには10.25インチのアウディバーチャルコックピットを、センターには11.6インチの MMIタッチディスプレイを配置することによって、フルデジタルのコックピットを形成した。
ステアリングホイールは、トップとボトムがフラットな形状の新世代のデザインを採用し、物理ボタンのないシームレスなタッチ式操作パネルにより、手元でのアウディバーチャルコックピットの操作をスムーズに行えることに加え、フロントスクリーンには上下2つに分けて情報を表示するARヘッドアップディスプレイを装備。上部には、ナビゲーションや車線逸脱警告等を、フロントガラス越しの視界に映像を重ねて約10m前方に表示し、下部には速度などの主要な情報を約3m前方に表示するものとなっている。
最新の安全技術とアシスタンスシステムを標準搭載
フロントカメラをはじめ、車体前後に中距離レーダーと超音波センサーを配置し、また車体前後と左右ミラーに計4つの360°周辺環境カメラを内蔵した。
従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、およびトラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト/エマージェンシーアシストをはじめ、死角を並走する車両を検出するアウディサイドアシスト、後方から近づく自転車や車両を監視するエグジットワーニングなど、多数の最新安全技術を標準装備としている。