【スポーティさ増し増し】スバル「WRX S4」に特別仕様車設定 モデル一部改良も同時発表

公開 : 2024.12.14 06:05

スバルは「WRX S4」の一部改良モデルを発表すると同時に「STIスポーツR EX」をベースとした特別仕様車「STIスポーツRブラックリミテッド」を新たに設定しました。スポーティさをより際立たせています。

WRX S4」の一部改良モデルを発表

スバルは、2024年12月12日に、「WRX S4」の一部改良モデルを発表した。メーカー希望小売価格(税込)は447万7000円~502万7000円、特別仕様車が530万2000円となる。

「WRX S4」は、動力性能や操縦安定性、静粛性や乗り心地などのあらゆる性能を磨き上げ、卓越した走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えたスバルのAWDパフォーマンスを象徴するモデルだと彼らはいう。

スバル「WRX S4」を一部改良と特別仕様車を発表。
スバル「WRX S4」を一部改良と特別仕様車を発表。

今回の改良では、「STIスポーツR EX」のホイールデザインを、切削光輝からブラック塗装へ変更。また、ボルドー/ブラック本革シートの配色を変更することで、スポーティさをより感じさせるとともに、一体感のあるインテリアデザインとした。

加えて、ボディカラー展開を見直し、「ギャラクシーパープル・パール」を新たに設定することで、商品力をより高めたという。

運転支援に関連する装備では、「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化。長時間のステアリング無操作のみならず、ドライバーのわき見や居眠りでも、「ドライバー異常時対応システム」が作動するようになった。

また、断続的なブレーキでドライバーに注意を促すパルスブレーキと、コーストダウン(惰性走行)を追加するとともに、「ドライバー異常時対応システム」作動によるハザードランプ点滅のタイミングを、減速制御開始と同時に変更。

さらに、アイサイトの「車両中央維持制御」と「先行車追従操舵制御」を改良。直線路の車線中央付近を走行中は、介入操舵がしやすいように軽めの操舵感とし、急なカーブや白線付近を走行している場合は安全性を考慮して重めの操舵感にすることで、より安心で、快適なロングドライブを提供する。

特別仕様車も発表

「STIスポーツR EX」をベースとした特別仕様車「STIスポーツRブラックリミテッド」を新たに設定。

インテリアは、インパネミッドトリム、およびドアトリムをスエード調にするとともに、ブラックのレカロフロントシート(STIロゴ入り)を採用。また、エクステリアは、ドアミラーやルーフアンテナなどをブラックにすることで、スポーティさをより際立たせている。

ベース車「STIスポーツR EX」に対する「STIスポーツRブラックリミテッド」の特別装備

スバル「WRX S4」を一部改良と特別仕様車を発表。
スバル「WRX S4」を一部改良と特別仕様車を発表。

・ドアミラー(ブラック塗装)
・レカロフロントシート(STIロゴ入り)[ウルトラスエード、ブラック(レッドステッチ)]
・運転席8ウェイパワーシート
・インパネミッドトリム/ドアトリム スエード調(レッドステッチ)
・センタートレイ加飾/フロアコンソールリッド/ドアアームレスト ブラック表皮巻(レッドステッチ)
・ルーフアンテナ(ブラック塗装)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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