【フラットプレーンV8搭載のPHEV】アストン マーティン・ヴァルハラ 世界限定999台で来年度に生産開始
公開 : 2024.12.16 11:45
アストン マーティンは究極のドライバーズ・スーパーカーと自負する「ヴァルハラ」の詳細を公開しています。フラットプレーンV8搭載でPHEVモードやEVモードも使用可能。類まれな性能を誇るスーパーカーだと定義しました。
ゲイドン、ウォリックシャー(英国)発
フォーミュラで培ったパフォーマンス重視の手法とテクノロジー、目を見張るデザイン、スリリングなドライビング・ダイナミクスを融合したヴァルハラは、類まれな性能を誇るスーパーカーだと彼らはいう。
現在、開発は最終段階を迎え、アストン マーティンの画期的なミッドエンジン・ハイブリッド・スーパーカーの全貌がついに明らかになった。
究極のドライバーズ・スーパーカーに相応しく、ヴァルハラは、数々の「初」を達成しているという。アストン マーティン初の量産ミッドエンジン・スーパーカーであり、初のプラグインハイブリッド車、EV専用モードでの走行性能を持つ初の量産車でもある。
さらに、アストン マーティン史上最高のパフォーマンスを誇るV8エンジンである、ビスポークの4Lツインターボ・フラットプレーンクランクV8エンジンを搭載した初のモデルとなることに加え、電気モーターとリア電子制御ディファレンシャル(E-デフ)を備えた、新しい8速デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)を初めて採用している。
ヴァルハラは、新たなデザイン言語を取り入れている。エクストリーム・スーパーカーとしてのパフォーマンスを新しいフォルムとプロポーションで表現し、アストンマーティンならではの完璧でピュアなラインが、強力なダウンフォースを生み出す革新的なアクティブ・エアロダイナミクスと見事に融合。
ダイナミクス、エアロダイナミクス、素材に関しては、アストン マーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのコンサルティング部門であるアストン マーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)との緊密に協力し、ヴァルハラのデザインと開発に新たな次元の知識と技術がもたらされた。
この重要な貢献によって、アストン マーティンはスーパーカーのエンジニアリングとパフォーマンスの限界を押し広げ、公道で輝き、サーキットでその真価を発揮する車を実現しているという。
究極のドライバーズ・スーパーカー
アストン マーティンの最高経営責任者(CEO)であるエイドリアン・ホールマークにとって、ヴァルハラはウルトラ・ラグジュアリー・ハイパフォーマンス・ブランドとしての未来のビジョンを体現するもので、次のように述べている。
「4年前、私たちはアストン マーティンブランドの変革の旅に出ました。長年にわたって築き上げてきた比類のないラグジュアリーの名声に、F1からインスピレーションを得た最先端のテクノロジーと、クラス最高水準のパフォーマンスを融合させ、世界で最も成功を収めるブランドとなることを目指したのです。
次世代スポーツカーが発売以来高い評価を受ける中、アストン マーティン初のミッドエンジンの量産モデルである究極のドライバーズ・スーパーカー、ヴァルハラをポートフォリオに加えました。
スペック上でもサーキットでの走行でも、最もドライバーにフォーカスした、技術的に最も進化したスーパーカーであるヴァルハラは、真のハイパーカー性能を備えながら、公道では他のアストン マーティン車同様、実用性と快適さを実現しています。市場で最もエレガントでエキサイティングな車として設計された、唯一無二の存在です。
究極のハイパーカーであるアストン マーティン・ヴァルキリーの開発や、エイドリアン・ニューウェイとの協業を通じて、私たちは新たな視点で考える方法を学びました。
この知識と新たな手法により、これまでの成功の強みをさらに発展させ、アストン マーティンの新たな歴史の一画を担うヴァルハラを見守るお客様のために、テクノロジー、パフォーマンス、顧客体験において、クラスをリードする企業としての地位を確立することができました」