【2Lのエントリー版が登場】メルセデスAMG GT 43 クーペ スポーツカーながらサイズ共に実用性高し

公開 : 2024.12.16 07:05

メルセデスAMGは完全独自開発によるスポーツカーであるGTクーペに「43」を追加しました。AMG GT初の2L直列4気筒ターボエンジンを採用し、実用性を高める2+2シート(可倒式リアシート)を標準装備しています。

メルセデスAMG GT 43クーペ発表

メルセデス・ベンツは、メルセデスAMGのトップパフォーマンスモデルであるGTクーペより追加モデル、「メルセデスAMG GT 43クーペ」(以下、GT 43)を発表した。

メルセデス AMG GT クーペは、極めてダイナミックな走行性能と卓越したスポーツ性を備えると同時に、優れた快適性も兼ね備えたパフォーマンスラグジュアリーモデルだという。

メルセデスAMG、GT 43クーペを発表。
メルセデスAMG、GT 43クーペを発表。

今回追加となる「GT 43」は、SLS AMG 、初代GT 2ドアクーペ、GT 4ドアクーペ、SLに続く、5番目のAMG独自開発モデルである新型メルセデスAMG GTクーペの追加モデルで、アファルターバッハ開発陣が誇る、優れた技術、ノウハウを誇示するモデルとなっていると発表アナウンスされた。

ステアリングは左右選択可能でメーカー希望小売価格(税込)1650万円となる。

エクステリアの主な特徴

エクステリアデザイン

メルセデス・ベンツのデザイン基本思想「センシュアルピュリティ」とメルセデスAMGのDNAを高次元で融合させたエクステリアは、新しいレイアウトコンセプトによって、パフォーマンスラグジュアリーを体現し、現代のアイコニックなスポーツカーデザインを代表するスタイリングとなっている。

GT 43のエクステリアデザインにおいて目を引くのは、他のAMG GTモデルシリーズと差別化する多くのユニークなディテールが含まれている点で、特に目を引くのは、車両全幅にわたる大きなエアインレットを備えた新しいフロントエプロンだ。

メルセデスAMG、GT 43クーペを発表。
メルセデスAMG、GT 43クーペを発表。

フロントおよびリアフェンダーの幅が狭く、トラック幅が減少しているため、車両のエレガントなキャラクターが強調されており、フロントフェンダーには新しいトリム要素も備えている。

リアエプロンもGT 43専用で、丸型のダブルテールパイプトリムが特徴。GT 43ならではの個性のあるデザインを活かしながら、メルセデスAMG GTのボディデザインの特徴的な要素である、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、大きく傾斜したフロントウインドウ、ロングボンネット、後方にオフセットしたキャビンがダイナミックなプロポーションを形成する。

ホイールは20インチAMGアルミホイールを標準装備しており、オプション設定の21インチ鍛造アルミホイールも選択可能で、大径のホイール/タイヤが足元を力強く引き締める。

低く構えたパワフルなリアエンドには、3つの立体的なグラフィックが目を惹く LEDリアコンビネーションランプを採用。スリムかつ水平に伸びるランプデザインがリアエンドのワイド&ロースタイリングを強調。

また、電動格納式のリトラクタブルリアスポイラーも備わり、展開時は空力性能を高めるばかりでなく、スタイリングにスポーツカーならではの精悍なアクセントを与える。

格納時はボディラインにすっきりと収まり、スタイリングを損なうことは無く、デュアルエグゾーストエンドを一体化したディフューザーもメルセデスAMG GTクーペの特徴だ。

なお、オプションのAMGドライビングパッケージ選択時は、AMGイエローブレーキ・キャリパーやハイグロスブラックのリアウイングスポイラーが装備され、よりスポーティな走行と迫力が増したエクステリアを形成する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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