【インドで大躍進中】スズキ、インドで四輪車の年間生産200万台を達成 新工場も続々準備中
公開 : 2024.12.18 06:45
スズキはインドで四輪車の年間生産200万台を達成したと発表。現在は3つの生産拠点を持ち、年間生産能力は235万台ですが、今後は400万台を目指し新たに追加で2工場の稼働を計画しています。
四輪車生産200万台
スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(以下マルチ・スズキ)は、2024年1月~12月の四輪車生産200万台を12月16日に達成したと発表した。
暦年・年度を通じ、スズキの生産国で1年間の生産台数が200万台を超えるのは初だという。
マルチ・スズキは1983年12月に前身のマルチ・ウドヨグ社で生産第一号車「マルチ800」をラインオフして以来、インド四輪車市場の拡大に合せて成長し、2024年3月に累計生産3000万台を達成。
また近年ではインド国内だけでなく、インドからの輸出も加速しており、2024年11月には累計輸出300万台も達成している。
現在スズキはインドにおいて、ハリヤナ州のグルガオン工場、マネサール工場、およびグジャラート州のグジャラート工場の3つの生産拠点があり、年間生産能力は235万台にのぼるという。
さらに、今後のインド四輪車市場の拡大に備え約400万台の生産能力を確保できるよう、ハリヤナ州のカルコダ新工場を2025年に稼働開始する予定です。また、グジャラート州にもグジャラート新工場を計画しています。