第3世代のフォード・フォーカスRSを発表

公開 : 2015.02.04 22:50  更新 : 2017.06.01 02:11

サスペンションは、スプリングとアンチロールバーが固められ、2段階にモード切り替えのできるダンパーが装備される。また、シャシー全体もセッティングの見直しが行なわれている。電動ステアリングも、フロント・サスペンション・ナックルの変更と、短くされたリンクアームによって接地感がありしかもレスポンスに優れるものとなっている。

タイヤは専用に開発されたセミ・スリックのミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2またはミシュラン・パイロット・スーパースポーツがセットされ、サイズは235/35。ホイールはスタンダードであってもオプションの軽量鍛造であってもサイズは19インチだ。

スタイリングは、エアロダイナミクスを追求したもので、エンジンおよびブレーキのクーリングが最重要視された。インテリアは、レカロのスポーツ・シート、フラットボトムの本革製ステアリング・ホイール、メタル製ペダルを含めアップグレードされている。また、タッチ・スクリーンには8.0インチのフォードSync2が装備される。

この第3世代のフォーカスRSは、今年の後半に生産が開始され、価格は£30,000(535万円)。ボディ・カラーは、ニトロナス・ブルー、ステルス・グレー、アブソリュート・ブラック、そしてフローズン・ホワイトの4色が用意される。この写真にあるリキッド・ブルーは、モーターショー専用のペイントだが、オプションのカラーとして用意される可能性もある。

フォーカスRSは全世界で発売が予定されているが、主な売り上げの多くは伝統的なヨーロッパ市場になるのではと予測される。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事