【トヨタ、アルヴェルにPHEV追加】ガソリン車/ハイブリッド車も一部改良へ アルファード/ヴェルファイア

公開 : 2024.12.22 06:25

PHEVに関して

PHEVならではの充電・給電機能

普通充電に加え、急速充電を設定。充電時間は、約38分(満充電量の約80%)と普段の200V用充電ケーブルを使った場合と比べ、大幅に短縮。

停電・災害時などの緊急時やアウトドアに役立つ、最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備。センターコンソールボックス後端とラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセントに加え、付属のヴィークルパワーコネクターを充電インレットに差し込むことで、AC100V/1,500Wの外部給電コンセントとしても活用可能。

トヨタは「アルファード」/「ヴェルファイア」にPHEV搭載車を設定。
トヨタは「アルファード」/「ヴェルファイア」にPHEV搭載車を設定。

クルマに蓄えた電気を住宅に供給する仕組み“V2H(ブイツーエイチ)を設定。災害などの停電時でも、頼れる“蓄電池”として活用でき、別売りのV2H機器と接続することで、バッテリーに蓄えた電力を家庭用電力として利用可能。

レジャーやアウトドアで役立つ、バッテリーにためた電気を外部に給電できる「EV給電モード」と、停電や災害などの非常時にクルマを電源として活用できる「HV給電モード」を設定。

HV給電モードでは、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続。バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5.5日分の電力が供給可能。

充電時にパワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」を搭載。エンジンをかけずに車内で快適に過ごすことができ、テレワークや休憩などに活用可能。

PHEV専用装備

品格を際立たせるシルバースパッタリング塗装の専用19インチアルミホイールを標準装備。

本杢ステアリングホイール、ウルトラスエード貼りの天井の採用により、上質で特別感のある室内空間を演出。

価格とその他の仕様車

メーカー希望小売価格(税込)

アルファード:510万円~1065万円
ヴェルファイア:670万円~1085万円

アルファード・ウェルキャブ(型式指定自動車)

ベース車と同様の改良を実施するとともに、サイドリフトアップチルトシート装着車(7人乗り)をガソリン車のXグレードにも追加設定。

トヨタは「アルファード」/「ヴェルファイア」にPHEV搭載車を設定。
トヨタは「アルファード」/「ヴェルファイア」にPHEV搭載車を設定。

メーカー希望小売価格(税、非課税):436万2000円~585万3000円。

トヨタ車体特別架装車 アルファード Spacious Lounge

アルファード Executive Loungeをベースにトヨタ車体が架装し、ショーファードリブンとしての価値を高めた4人乗り仕様(HEV・PHEV)を設定し、2025年1月31日に発売。

主な装備

座り心地を追求したヘッドレストスピーカー付の専用リアシートを装備。足元には、ベース車に対し約420mmも広いスペースを確保し、ラゲージ洋服掛けや冷蔵庫も設置。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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