【ゼロヒャクは2.9秒】メルセデスAMG SL 63 S Eパフォーマンス 最高システム出力816psのPHEVが登場
公開 : 2024.12.23 06:45
メルセデスAMGはSL 63にS Eパフォーマンスを登場させました。F1テクノロジーを採用した駆動システムを採用し、4L V8ツインターボエンジン、リアにバッテリーとモーターを搭載したPHEVモデルとなっています。
メルセデスAMG SL 63 S Eパフォーマンス
メルセデス・ベンツは、新型メルセデスAMG SLの電動化モデルとなる「メルセデスAMG SL 63 S Eパフォーマンス」(以下、SL 63 S E)を追加し、発売を開始した。メーカー希望小売価格(税込)は3350万円となる。
「Super」と「Light」(軽量)を略したモデル呼称であるSLは、1952年に公道を走行できるレーシングスポーツカーとして発表され、ルマン24時間レースで見事なワンツーフィニッシュを飾ったほか、世界各地のレースで輝かしい戦績を重ねた「300 SL」(W194)をベースに、1954年に「300 SL」(W198)として発売された。
そして初代300 SLの誕生から70年以上の歴史を持つSLはメルセデスAMGによる完全自社開発モデルとして生まれ変わった。
SL専用の高剛性プラットフォームによる卓越したドライビングパフォーマンスと快適性を兼ね備えたドライバビリティ、2+2シートレイアウト、そしてオープンエアドライビングを楽しむことができるモデルで、また、インテリアはアナログとデジタルを融合した「ハイパーアナログ」デザインを採用することで、300 SLのデザインをオマージュしながらもラグジュアリーで快適な空間を実現している。
エクステリアの主な特長
エクステリアデザイン
エクステリアデザインは、メルセデス・ベンツのデザイン基本思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」に、メルセデスAMGのスポーティな要素を取り入れたデザインだ。
ボンネットのパワードームなど、随所にSLの長い伝統を受け継ぐ特徴的な要素が施されており、デザインの優れたバランスにより、先代に比べて機能とスペースが拡大された。
光と影の交錯によって全体に軽やかなエクステリアとなっており、高い質感と高級感を演出。また、SLがスポーツカーとしての原点に回帰したことを裏付ける筋肉質なプロポーションも特長だという。
SL 63 S Eでは新たにサイドエンブレムに「E PERFORMANCE」を、リアエンブレムには赤色の「E PERFORMANCE」を採用。
ホイールは21インチAMGアルミホイールを標準装備しており、有償オプションのAMGカーボンパッケージを選択すれば別デザインの21インチAMGアルミホイール(鍛造)が装着される。
ソフトトップ
ソフトトップは、重量を最適化したスチール/アルミニウム製構造の採用により軽量化が図られており、SLの低重心化に役立っている。
また、追加の補強材として、2本の丸いアルミニウム製クロスビームが一体化されており、外側の幌の色は標準装備でブラック、有償オプションでグレーとレッドの合計3色から選択可能。
また、リアウインドウについては、ヒーター付の安全ガラスを使用することで、優れた後方視界を確保する。