【三度目の正直!】BMW M5に正規輸入初のツーリングが設定 先代を踏襲の価格設定も
公開 : 2024.12.26 06:45 更新 : 2024.12.26 09:12
BMWは5シリーズの高性能モデルであるM5にツーリングボディを組み合わせたM5ツーリング日本導入を発表しました。過去に第3世代、第5世代に設定されましたが、日本正規輸入はなく、今回が初のM5ツーリング国内導入となります。
もくじ
ーM5ツーリングを(全面改良)
ー正規輸入販売モデルとして初
ーデザインとラゲッジ・ルーム
ーパワートレイン
ードライビング・ダイナミクスとxDrive
ー8速ATと運転支援機能
ー安全性方面の機能はどんな感じ?
ーコネクティビティとアシスト
M5ツーリングを(全面改良)
BMWは、ミドル・セグメントにおけるツーリング・モデル「5シリーズ・ツーリング」のラインナップに、ハイ・パフォーマンス・プレミアム・ミドル・セグメント・ツーリング「M5ツーリング(全面改良)」を追加し、販売を開始すると発表した。納車は2025年第一四半期以降を予定している。
ハイ・パフォーマンス車両を手掛けるM社が開発したM5ツーリングは、ハイ・パフォーマンス・プレミアム・ミドル・セグメント・セダン「BMW M5」をベースに、荷室容量を増やしたステーション・ワゴン・タイプのモデルであり、先進のデジタル技術、高い安心、安全性、快適な機能を提供し、ビジネス・シーンのみならず、スポーツやレジャーといったあらゆるシーンにおいて、すべての望みを多彩な才能で実現するモデルだと彼らは表現する。
充実した標準装備と戦略的な価格設定
日本仕様において、独自に、高品質、高機能装備を標準装着とした上で、車両本体価格を先代モデルのBMW M5(セダン)と同様、かつ、本年発表の新型BMW M5(セダン)と同価格1998万円の戦略的な価格にて販売。
高品質面では、BMWインディヴィジュアルレザー・メリノ・シートやアルカンターラ・ヘッドライナーに加え、最高の音響空間を提供するバウワーズ&ウィルキンスダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムを標準装備。
高機能面では、アクティブ・シート・ベンチレーション(前席)や4ゾーン・エアコンディショニングを標準装備し、スポーティなMモデルながらも、BMWラグジュアリー・モデルに相応しい快適性を提供する。
正規輸入販売モデルとして初
M5ツーリングは、過去に第3世代、第5世代に設定されているが、両モデルとも日本での正規輸入販売は行なっておらず、今回発表の新型M5ツーリングが、日本での正規輸入販売モデルとして初となる。
M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。
1つはレーシング・カーの技術を採用し市販車でありながらサーキットでの本格的な走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つは公道における高いスポーツ走行性能とプレミアム・カーとしての快適性の両方を妥協なく高めたMパフォーマンス・モデルであり、新型BMW M5ツーリングは、Mハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。
新型M5ツーリングは、4.4LのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、M専用プラグイン・ハイブリッド・システムであるMハイブリッドシステムを搭載し、さらに、M専用4輪駆動システム「M xドライブ」を搭載するなど、サーキット走行における最高の運動性能と、プレミアム・セグメントにおけるラグジュアリー・スポーツ・ツーリングとしての優れた安全性および快適性の要素を合わせ持つ、唯一無二のモデルだ。
そして、デザインと走行性能の両面において一目でMモデルであると実感出来る力強さを持ち、Mモデルの象徴的な存在となっている。
新型M5ツーリングは、他のBMW 5シリーズ同様に、日本においては、BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の搭載等、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも有し、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。
またApple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性が大幅に高められたモデルだ。
加えてBMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能であり、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能である。なお、新型BMW M5ツーリングは、ドイツのディンゴルフィング工場において、生産が行なわれる。