クルマ業界はどうなる? 2025年のニュースを大予言!(ウソ) F1、新型車、噂のあの人…

公開 : 2025.01.02 06:05

2025年の自動車業界がどうなっているか知りたい? ならばお答えしよう。F1の動向、スズキの新型車、ステランティスの次期CEOなど、AUTOCARが誇る大予言者ジェームズ・アトウッドが来年の展開を語る。

未来について知りたいですか?

2025年には自動車業界がどのように変化しているだろうか? それを知る方法は、1つしかない……。

未来を知る人、予言者の中の予言者であるジェームズ・アトウッド記者が秘密の儀式から戻り、2025年の展開について語った。

AUTOCAR英国編集部のジェームズ・アトウッド記者が、2025年に起こるであろうクルマ業界の大事件を「予言」なされる。
AUTOCAR英国編集部のジェームズ・アトウッド記者が、2025年に起こるであろうクルマ業界の大事件を「予言」なされる。

(翻訳者注:この記事はおふざけで書かれた「ネタ記事」です。あまり真面目なことは書かれていませんし、ダジャレや英国のローカルギャグ、やや不謹慎な話題を含みます。苦手な方はご注意ください)

1月

ステランティスは、2024年12月にカルロス・タバレス氏がCEOを突然辞任したことを受け、後任を探すための調査を開始し、ピーターバラ・イブニング・テレグラフ紙(英国の地方新聞)に求人広告を掲載。すると、ステランティス本社に、C・ゴーン氏からチェロケースに入った応募書類が届く。しかし、すぐに却下される。

センセーショナルなマーケティング契約により、スズキは地球上で最も有名なミュージシャンを起用した新しい特別仕様車を発表する。新型スズキ・テイラー・スウィフトは、ウェンブリー(サッカースタジアムがあるところ)のスズキディーラーで英国のみ7日間だけ販売されるにもかかわらず、驚異的な人気を博す。

2月

新型スズキ・テイラー・スウィフト
新型スズキ・テイラー・スウィフト

「我々は依然としてモーターショーに力を入れています」と、ルノーのルカ・デ・メオCEOは語り、ジュネーブで大規模なブースを設けることを発表する。しかし、ジュネーブ・モーターショーが開催中止になったため、ルノーのイベント部門はジュネーブの農家直売所に場所を確保する。

新型トゥインゴは人気を博すが、近隣の屋台で、無愛想なベレー帽姿のフランス人農夫が太ももで手巻きしたブリーチーズを販売していることで影が薄くなってしまう。

アストン マーティンがF1シーズン前のテストでペースに苦戦したことで、フェルナンド・アロンソは落胆する。「奇跡が必要だ」と彼は言い、グリッド最後尾からシーズンに挑む。ルイス・ハミルトンはそれほど悲観的ではなく、「フェラーリで走るなんて夢のようだ」と語る。

3月

伝説的なF1設計者、エイドリアン・ニューウェイ氏が3月1日、アストン マーティン・レーシングで新たな仕事に就く。新人研修の休憩中にサンドイッチを食べながら、彼はオフィスのランチワゴンを改善するためのいくつかの提案を出す。ランチワゴンはすぐに、37秒で建物全体を一周できるようになる。

ポーランド製ミラノの名称をめぐりアルファ・ロメオと口論になった後、イタリア政府は、実際には海辺の町で製造されていないとして、フォードにカプリの名称変更を要求。フォードは急遽、ドイツの飲料会社とスポンサー契約を結び、名称をカプリソーネに変更。オレンジ色が唯一のボディカラーとなる。

エイドリアン・ニューウェイ氏が軽く手を加えたアストン マーティンのマシンで、フェルナンド・アロンソがシーズン開幕のオーストラリアGPを制する。感情的なルイス・ハミルトンは6位と大きく離されたところでゴールし、「フェラーリで走るのが夢だなんて言ったっけ? それは英国のフェラーリで走るのが夢だって意味だよ……」と語る。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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