【ここが出発点】カーナビのトレンドの源流を振り返る

公開 : 2025.01.13 08:05

アルパイン・ビッグX VIE-X088(アルパイン・2010年)・その2

画面サイズを拡大しながらも純正品のような見た目や機能を持つ、独自の“車種専用大画面ナビ”は注目の的となり、アルパインの『ビッグX』はその後、2012年には9型、2014年には10型、2016年には11型と画面サイズを拡大。さらに本体+取り付けキットという装着スタイルではなく、ナビとセンタークラスターを一体化したモデルも登場した。

車種専用機能についてもバックカメラガイド線表示、専用オープニング画面なども追加し、グレードアップを果たしている。

インサイトに装着されたビッグX。取り付けパネルは角度や形状が綿密にデザインされている。
インサイトに装着されたビッグX。取り付けパネルは角度や形状が綿密にデザインされている。    アルパイン

デビューから14年を経た現在では、アルパインのカーナビラインアップはほとんどが車種専用大画面カーナビの『ビッグX』となり、車種専用コンセプトはドライブレコーダーやデジタルルームミラー、スピーカーなどへも拡がっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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