【ヒロミ号お披露目】三菱ブースはテーマパーク風!トライトンのカスタムカー気合の展示

公開 : 2025.01.11 16:20

東京オートサロン2025の三菱ブースは『カッコ良く遊び尽くせ!』がテーマ。昨年2月に発売された『トライトン』のカスタムカーをメインに展示しました。篠原政明がレポートします。

トライトンを中心にAXCRの車両も展示

東京オートサロン2025(以下、TAS2025)は『カッコ良く遊び尽くせ!』が三菱自動車工業(以下、三菱)ブースのテーマ。昨年2月に発売されたピックアップトラック『トライトン』のカスタムカーをメインに展示した。

TAS2025のほとんどのブースは、どこからでも入れるオープンスペースなのだが、三菱のブースはテーマパークのアトラクション風にクローズドスタイルで、並んで入口から入ることになる。外側には、一角からアジア・クロス・カントリー・ラリー(AXCR)2024仕様のトライトンが飛び出して見える。

ブランドアンバサダーであるタレントのヒロミさんがカスタムしたトライトン。
ブランドアンバサダーであるタレントのヒロミさんがカスタムしたトライトン。    山田真人

中に入ると、トライトンの荷台にDJブースを搭載したイベントカーが目をひく。また、トライトンのブランドアンバサダーであるタレントのヒロミさんが大口径ホイールやローダウンなどでカスタムしたトライトンや、同車のカスタムコンテストで最優秀賞を受賞したモデル、そして前述のAXCR2024仕様など、トライトンは計4台も展示。三菱のトライトンへの期待と気合いを感じさせた。

他にも、コナミのステルスアクションゲーム『メタルギア』シリーズからインスパイアされたアウトランダーPHEV『ナイトシーカー・コンセプト(NIGHT SEEKER CONCEPT)』、デリカD:5ブラックエディションをカスタマイズした『アクティブシーカー(ACTIVE SEEKER)』、そしてAXCR2024のサポートカーとして活躍したデリカミニとデリカD:5は、実走車両が展示された。

カスタムコンテストの最優秀車両も展示

昨年11月に開催された『トライトン・カスタムコンテスト』では、全国からエントリーしたパーツメーカーやチューニングショップがカスタマイズした16台がエントリー。そしてファンによるWEB投票で最優秀賞を受賞したのが、今回出展されたフレックスドリームの『FTポーターエンデューロ』だ。

トライトンのキャビンから前はそのままに、荷台部分を加工して『住める・走れるキャンピングカー』にカスタマイズ。もちろん、ノーマルの状態に戻すことも可能だ。デパーチャーアングルを確保し、走行性能を損なわずに4WDとしての普段の足に利用可能なキャンピングカーとなっている。

『住める・走れるキャンピングカー』にカスタマイズされたトライトン。
『住める・走れるキャンピングカー』にカスタマイズされたトライトン。    山田真人

エアコンやヒーター、ダイニングやキッチンを備え、天井にはソーラーパネルを取り付けて常に発電しており、災害時にも頼りになる相棒として活躍する。

展示車はエアサスや大径タイヤホイールなども装備しているが、製作したフレックスドリームではこのキットを500〜600万円くらいで発売を検討している。新車はもちろん、既に購入しているクルマでも対応は可能。トライトンでキャンピングカーの製作を検討している人は、じっくり見ておくといいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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