【細部をブラッシュアップ】フォルクスワーゲン新型ゴルフ/ゴルフ・ヴァリアント たゆまぬ進化を続ける
公開 : 2025.01.14 06:25
フォルクスワーゲンは新型ゴルフ/ゴルフ・ヴァリアントを発表しました。新インフォテインメントシステムを導入し、デジタル化の領域をさらに強化、デザインにも磨きをかけるなど細部をブラッシュアップしています。
さらなる進化を遂げた新型
フォルクスワーゲンは、さらなる進化を遂げた新型コンパクトハッチバック「ゴルフ」ならび新型ステーションワゴン「ゴルフ・ヴァリアント」の販売を開始した。
メーカー希望小売価格(税込)はゴルフが349万9000円~549万8000円、ゴルフ・ヴァリアントが363万9000円~485万6000円となる。
1974年のデビュー以来50年間、たゆまぬ進化を続けてきたフォルクスワーゲンのベストセラー「ゴルフ」は、常に実用ハッチバックのベンチマークとして、コンパクトハッチバックの性能水準を引き上げてきたと彼らはいう。
2021年に国内販売が開始された第8世代は、世界的なトレンドである「電動化」/「運転支援機能の強化」/「デジタル化」の各領域を飛躍的に進化させ、コンパクトカーのセグメントをリードしてきた。
今回、新型「ゴルフ」/「ゴルフ・ヴァリアント」は新インフォテインメントシステムを導入し、デジタル化の領域をさらに強化するとともに、シャープに刷新されたヘッドライトや新デザインのバンパー、イルミネーション付きエンブレムを採用し、都会的なエクステリアデザインに磨きをかけた。
「アクティブ・アドバンス」およびテクノロジーパッケージ装着車には、ハイビームの照射距離が500mに拡大した”IQ.LIGHT”を設定し、夜間走行時の安心をより一層高めている。
何が変わった?
新型「ゴルフ」および「ゴルフ・ヴァリアント」が搭載する新インフォテインメントシステム“MIB4”は、12.9インチの大型タッチディスプレイを採用、ディスプレイ下部にはバックライト付きタッチスライダーバーを設置し、夜間でのエアコン温度設定や音量設定の操作性が改善した。
さらにシステム演算処理性能の向上により、地図スクロールなどのレスポンスも向上しており、“MIB4”には音声による機能操作「IDA(アイダ)ボイスアシスタント」が搭載されており、インフォテイメントやエアコンなど多くの機能を、音声でコントロールできるという。
パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用する1.5L eTSI 直列4気筒ガソリンエンジン(116psと150psの2種類を設定)に加え、デュアルAdBlue噴射機構「ツインドージングシステム」を備える2L TDI直列4気筒クリーンディーゼルエンジン(150ps)を設定。
さらにハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には、最高出力が従来比20psアップした2L TSI 直列4気筒ガソリンエンジン(265ps)がラインナップされた。
これまで「アクティブ」には1.0eTSI、スタイルとRラインには1.5eTSIが搭載されていたが、新型からは3つのパワートレインで排気量は同じ1.5Lとなり、制御による出力違いユニットとなるという。
これにより「アクティブ」は直列3気筒エンジンから4気筒エンジンへアップグレードとなり、出力も5.4ps/2.04kg-mの強化となった。
グレード展開は、”トラベル・アシスト”やレーンキープアシストシステム”レーン・アシスト”、 レーンチェンジアシストシステム”サイド・アシスト・プラス”などの最新の運転支援システムを標準装備するエントリーグレード「アクティブ・ベーシック」から、専用エクステリアやシートを身に纏い、18インチアルミホイールを装着したスポーティグレードの「Rライン」まで、ハッチバックおよびヴァリアントそれぞれ8グレードを設定。
さらにハッチバックには伝統のスポーツグレード「GTI」を設定している。