【スポーツ功労者顕彰】三菱自動車の増岡浩が受賞 バリダカ日本人初の2連覇を成し遂げた等々の功績にて

公開 : 2025.01.31 11:45

三菱に所属するラリードライバー増岡浩が、文部科学大臣からスポーツ功労者顕彰を受彰しました。ラリードライバーとして優れた成果に加え、安全運転についての啓蒙活動を行うなど社会貢献活動にも取り組んだ結果とコメントしています。

顕著な功績を残した選手や指導者

三菱は、所属するラリードライバー増岡浩が、文部科学大臣からスポーツ功労者顕彰を29日に受彰したと発表した。

同顕彰は、日本におけるスポーツ(プロスポーツ分野)の振興に関わり、特に顕著な功績を残した選手や指導者等に対し授与されるものだという。

三菱自動車の増岡浩が「スポーツ功労者顕彰」を受賞。
三菱自動車の増岡浩が「スポーツ功労者顕彰」を受賞。

増岡は、世界一過酷なラリーといわれるダカールラリーに三菱自動車『パジェロ』などで参戦し、2002年、2003年に日本人初の2連覇を飾るなど、ラリードライバーとして優れた成果を挙げた。

また、モータースポーツ活動で得たノウハウを電動車の開発に活かすとともに、三菱自動車が主催する「SUV 4WD体験試乗会」や「クルマの学校」などを通じ、安全運転についての啓蒙活動を行うなど社会貢献活動にも積極的に取り組んだことも含めて評価され、この度表彰されたと述べる。

現在はチーム三菱ラリーアートの総監督として「アジアクロスカントリーラリー」に参戦し、2022年は初参戦でチームを総合優勝に導いている。

増岡のコメント

「幼少の頃より自動車に興味を持ち、運転免許を取得した頃には、モータースポーツに憧れを抱いて、我流でひたすら練習して走り続けていました。世界一過酷なラリーといわれるダカールラリーに21回挑戦し、2002年、2003年には、悲願の総合優勝を成し遂げることができました。

選手から監督まで40年あまり、私を支えて下さった三菱自動車、ラリーアート、そして関係者の皆さまに感謝申し上げます。ラリー活動での経験を活かし、環境対応や交通安全など社会貢献にも邁進していく所存です」

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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