【南青山に新名所誕生】まるで車内にいるような空間!ブランド体感施設『マツダ・トランス・アオヤマ』オープン

公開 : 2025.02.08 11:45

日本でもっとプレゼンスを高めるためのトリガー

この日のメディア向けQ&Aで毛籠さんに、施設を作ろうと思ったきっかけを質問したところ、「危機感」という言葉が出てきた。2番目に大きな市場である日本でもっとブランド価値を高めるための「トリガーにしたい」とも語っており、ショールームというよりも、一極集中している東京からの発信拠点として大きな期待を寄せているようだ。「まずはここで成功したい」と、他地域への展開は考えていないそうである。

なおこの日は一昨年のジャパン・モビリティショーで発表したロータリーEVのコンセプト、『マツダ・アイコニックSP』を展示しており、未来へ向けた施設の門出を象徴しているように感じた。個人的には市販化を大いに期待していて、蛇足ではあるが、物販エリアで展示されるも店舗在庫のなかったアイコニックのSP1/43ミニチュアカーを、帰宅途中にオンラインで購入してしまったことを書いておきたい。

マツダ代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘さんと施設のブランドマネージャーである石田陽子さん。
マツダ代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘さんと施設のブランドマネージャーである石田陽子さん。    平井大介

■MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ・トランス・アオヤマ)
所在地:東京都港区南青山5-6-19
営業時間:午前8時30分~午後6時30分
(午前8時30分~午前10時は1Fカフェのみ営業)
定休日:月曜日
問い合わせ先:03-6450-6691

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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