【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も

公開 : 2025.02.15 20:25  更新 : 2025.02.21 05:08

プジョーの7シーター、5008のハイブリッドは、このクラスでは比較的安価で、燃費も良好。見栄えも静粛性も上々ですが、動力性能や運転支援はまずまず、乗り心地はやや不満が。そして、室内の利便性は改善の余地ありです。

はじめに

2024年、欧州では7シーターSUV豊作の年だったかもしれない。キアは新型BEVのEV9を投入し、スコダが2代目コディアックで続いた。キアはヒョンデとともにエンジン車も刷新し、新型のソレントとサンタフェが登場した。

いっぽう、ブランドを豊富に揃えるステランティスが欧州で販売するのは、プジョー5008のみ。そこで昨年末、新世代モデルへ移行してライバルを追った。

テスト車:プジョー5008ハイブリッド136GT
テスト車:プジョー5008ハイブリッド136GT    JACK HARRISON

ベースは新開発のSTLAミディアムプラットフォーム。電動車とICE車のいずれにも対応し、グループの新型車の多くで共用しているコンポーネンツだ。今回はBEVではなく、ハイブリッド版のより手頃な仕様をテストする。

記事に関わった人々

  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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