【日本最大級のショールーム】マセラティ横浜港北がオープン!希少限定モデルも初公開

公開 : 2025.02.17 11:05

これまで横浜市営地下鉄グリーンラインの都筑ふれあいの丘駅近くで営業していたマセラティ横浜が、港北IC近くにマセラティ横浜港北として移転、新装開店しました。2月14日に行われたオープニングの様子を上野和秀がレポートします。

港北IC近くにマセラティ横浜港北として移転、新装開店

アクセスの良い第三京浜/首都高速横浜北線・北西線の港北ICからクルマで約3分の場所に、マセラティの神奈川県における新たな拠点となる『マセラティ横浜港北』がオープンした。これまで横浜市営地下鉄グリーンラインの都筑ふれあいの丘駅近くで営業していたマセラティ横浜が、港北IC近くにマセラティ横浜港北として移転、新装開店したものだ。

マセラティ横浜港北は、424.80平方メートルという日本最大級のショールームと、ブランドとして国内最大級の敷地面積を誇る。マセラティ・ブランドの魅力を存分に体感できる空間として完成した。

神奈川県の新たな拠点『マセラティ横浜港北』がオープン。写真は初展示された『MC20シエロ・リミテッド・ロッソ・ヴィンチェンテ』。
神奈川県の新たな拠点『マセラティ横浜港北』がオープン。写真は初展示された『MC20シエロ・リミテッド・ロッソ・ヴィンチェンテ』。    上野和秀

ショールームは、マセラティが誇るイタリアンラグジュアリーとクラフトマンシップを革新的に表現した、新たなグローバル・コンセプト・ストアとして構築。洗練されたサルトリア(仕立て屋の意味)と、工房を意味するオフィチーナが融合したスペースが設けられ、究極のマセラティを創り上げられる特別な空間を用意。おなじみとなった屋外に展示車両をアピールするショーウインドも設けられている。

店内は柔らかな光に照らされた壁面ディスプレイには、ハンドクラフトレザーのサンプルやグッズ類を展示。個室のコンサルテーション・ルームでは、最先端のMXE 3Dデジタルコンフィギュレーターとフォーリセリエ・プログラムを組み合わせれば、自分だけの理想の1台を作り上げることが可能だ。

ワークショップも約400平方メートルという広いスペース

併設されるワークショップは約400平方メートルという広いスペースが確保された。最新の設備を備え、検査ラインに加え最大で3.7トンまで対応可能な最新のリフトを3基設置し、重量のあるEV車にも対応する設備とされている。このほか多目的に使用できる門型リフトが1基設けられている。

新装開店を記念してショールームには、日本限定車で往年のレーシングモデルである350Sをオマージュした『MC20シエロ・リミテッド・ロッソ・ヴィンチェンテ』と、MC12GT1をインスパイアし世界限定車で日本には1台のみが上陸した『MC20レッジェンダ』の2台が初展示された。

MC12GT1をインスパイアし世界限定車で日本には1台のみが上陸した『MC20レッジェンダ』を展示。
MC12GT1をインスパイアし世界限定車で日本には1台のみが上陸した『MC20レッジェンダ』を展示。    上野和秀

大型店舗は拠点戦略としても非常に重要

オープニングに際しマセラティ・ジャパン代表取締役の木村隆之氏は次のように述べた。

「昨年のマセラティ目黒、マセラティ心斎橋のリニューアルに続き、新たに国内最大級となるマセラティ横浜港北をオープンできたことを嬉しく思っております。マセラティ横浜港北のようにショールームとワークショップ一体型の大型店舗を、交通アクセスの良い東京近郊に開設できたことは拠点戦略としても非常に重要と考えます。

テープカットセレモニーに参加した左から馬場氏、高橋氏、木村氏、奥山氏。
テープカットセレモニーに参加した左から馬場氏、高橋氏、木村氏、奥山氏。    上野和秀

このショールームを通じて、多くのお客様にマセラティの魅力を体感していただけることを心から楽しみにしています」

続いて、マセラティ横浜港北を運営する双日オートグループジャパンの高橋達雄社長(高ははしごだか)はこのように語った。

「2021年7月から横浜エリアでマセラティの販売を担当してきました。このたび念願がかない、港北に広大でゆったりとした店舗を設けることができました。マセラティの新たな魅力をより多くのお客様に感じていただき、相応しいサービスを提供すべく従業員一同努力してまいります」

テープカットセレモニーには、木村氏と高橋氏、マセラティ横浜港北の馬場義孝店長、そしてケン・オクヤマ・デザインの奥山清行代表が参加した。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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