【フォルクスワーゲンのベストセラー】新型ティグアンをロングドライブ!DCCプロは必ず選びたい

公開 : 2025.02.18 11:45

そつなく仕上がった印象

最後に燃費を記しておきたい。( )内はWLTCモード値となる。
●市街地:11.9km/L(11.9km/L)
●郊外:12.6km/L(15.9km/L)
●高速:17.6km/L(17.7km/L)
他のマイルドハイブリッドシステムを搭載している欧州車と比較すると同じくらいのレベルといえ、過不足ない性能といってもいい。

新型ティグアンはそつなく仕上がった印象で、それはフォルクスワーゲンならではともいえる。安全装備がグレードで差をつけられていないことも高く評価したい。ただ繰り返しになるが、予算が許すならばDCCプロ付きを選択したほうがいい。この有無の差は想像以上に感じたからだ。パワーユニットは、市街地メインの場合はマイルドハイブリッド(eTSI)をお勧めするが、より長距離を走るということであればディーゼル(TDI)はとても魅力的なものになるだろう。

フォルクスワーゲンらしく、そつなく仕上がった印象のティグアン。
フォルクスワーゲンらしく、そつなく仕上がった印象のティグアン。    小林俊樹

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 撮影

    小林俊樹

    Toshiki Kobayashi

    1964年生まれ。1985年よりグラフィティにてカメラマン活動をスタート。10年ほど在籍し、その間にライディングスポーツ、レーシングオンなどレース専門誌、レーススポンサー、鈴鹿サーキットのオフィシャル撮影を担当。1995年にはアーガスへ入社、北畠主税氏を師事して13年ほど在籍。自動車のカタログや専門誌、ライフスタイル誌などの撮影を担当。その後2009年にフリーランスとなり、現在に至る。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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