新型三菱L200ピックアップをジュネーブで一般公開
公開 : 2015.02.18 22:25 更新 : 2017.06.01 02:11
三菱はほぼ10年間生産してきたL200ピックアップを一新し、ジュネーブ・モーターショーで発表する。L200は、10年間で130万台を販売したベストセラー・モデルである。
強靭さという評判を落とすことなく、新しいL200はより優雅さと安全性を増している。
エンジンには新しい2.4ℓのディーゼルが搭載されるが、チューニングは2種類。エントリー・レベルは153ps、38.7kg-m、高出力版は180ps、43.8kg-mとなる。共に6速マニュアルまたはパドル・シフト付きのオートマティックが装備される。CO2レベルは、従来の199g/kmから166g/kmにダウンしている。エンジン・マウントが強化されると共に、サスペンションはパッセンジャーの快適性を重視する方向でセットアップされ、キャビンへのNVHを軽減するためのチューニングもされている。また、ステアリングは、よりスピードがアップし、よりシャープになっている。
キャビンに関してもより高品質になり、快適で、さらに居住性も改善している。エア・バッグも7つ装備される
駆動方式はフルタイムの4WDで、スタビリティ・コントロール、トラクション・コントロール、レーン・デパーチャー、ヒル・スタートなどが装備可能だ。
三菱は2013年のジュネーブ・モーターショーではプラグイン・ハイブリッド・ピックアップを公開したが、今回のL200ピックアップに低エミッション仕様が追加されるかどうかは不明だ。