2025年版 乗り心地と贅を極めた高級SUV 10選 現代を象徴するクルマ
公開 : 2025.02.22 18:25
2. ポルシェ・カイエン
デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:すっきりとして高級感があり、最新技術でアップデートされたキャビン 運転の満足度ではトップクラス ほとんどのシーンで乗り心地が非常に良い
短所:PHEVの航続距離は良いが、最高とは言えない 重量が増したPHEVのハンドリングは、それほど良くない 非常に速いが燃費は悪い
最大の特徴:ドライビング・ダイナミクス
ポルシェ・カイエンは、走りが最も優れたSUVであるだけでなく、最高レベルの高級SUVでもある。

「V8エンジンが復活し、かつてよりも幅広いモデルに搭載されているのは、間違いなく喜ぶべきことだ」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者
今日に至るまでポルシェのベストセラー車であるカイエンは、V6ターボやV8からPHEVまで、非常に高性能なエンジンラインナップを揃えた、パフォーマンス重視のパワフルなクルマである。
カイエンは、その大柄なボディの下にスポーツカーのようなドライビング体験を提供する要素を一通り備えており、そのダイナミックな性能に匹敵するものはほとんどない。
ハイライトは車内空間だ。上質な素材と快適なシートを組み合わせ、ライバル車にはない本物の高級感を実現している。
優れた乗り心地の快適性も加わり、ほぼトップの居心地の良さを誇る。
3. BMW X5
デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:力強く、高回転まで回るエンジン 洗練されたダイナミックなハンドリング 航続距離の長いPHEV
短所:実用性ではライバルに劣る 改良でインテリアの質と使い勝手が低下している ハイブリッドは7.4kWでの充電のみ可能
最大の特徴:パフォーマンス
第4世代のBMW X5は昨年マイナーチェンジを受けたが、従来型が非常に優れていたため、改良は必要なかったという意見も聞こえてくる。

「このクルマは本当に心地よく、贅沢な体験を提供してくれるが、走りは非常に経済的で、非常に魅力的でもある。本当に驚くほど完成度の高いパッケージだ」
――イリヤ・バプラート、ロードテスター
高級SUVの分野を再定義する上で大きな役割を果たした初代モデルから20年が経った今でも、X5のレシピは普遍だ。
BMWは、多くの人が必要とするだけのスペース、多用途性、四輪駆動性能を備えながらも、動力性能を損なわないスポーティなSUVという、非常に魅力的なコンセプトを考案した。
最新モデルは多くのライバル車よりもやや小型で車高が低く、ドライビング・ポジションはセダンに近い方だ。それでも十分なトランクスペースと7人乗り仕様が用意されている。
全体的には、ゴージャスな雰囲気はあまり感じられないが、今やBMWの伝統となった湾曲スクリーンを採用することで車内の雰囲気はいくぶん改善されている。
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